2年前の春、アプローチの隅切り箇所にグランドカバーとしてタマリュウを植栽しました。
下写真は昨春(植栽1年後)に撮影したものですが、順調に育っています。
上写真を撮影した昨春には睡蓮鉢を設置しましたが、その関係で上写真に写っている石臼が余ってきました。
石臼は鉢植えの置き台としてちょうど良い大きさです。
どこか良い場所がないかと考えて思いついたのが、この隅切り箇所です。
緑の絨毯(タマリュウ)のなかにアクセントになるものがほしいと思っていたのです。
そこで、ここに石臼を設置することにします(実際には昨春に行なっています)。
支障になるタマリュウを移植したうえ石臼を据え付けます。
この台(石臼)に鉢植えを置くつもりだったのですが、どういうわけか里山に棲息するタヌキのことが頭をよぎり、ここにタヌキの置物をおいてはどうかと。
タマリュウの緑を竹に見立て、里山と、そこに遊ぶタヌキの世界を作ろうというわけです。
タヌキの置物と言えば信楽焼ですが、ネットで買えば結構高価です。
信楽(滋賀県)は当地から近いため直接買いに行こうと思っていたところ、ジモティで下写真のものを譲ってもらえました!
片手にフクロウがのっていて可愛らしいですし、大きさも台(石臼)に対してちょうど良いです。
先に据え付けた台のうえにのせてみると・・・
里山で遊ぶタヌキとフクロウです!
タヌキとフクロウの目線の先が異なっていますので、アプローチを入っていくときはタヌキに出迎えてもらう形になります(下写真)。
そして、アプローチを出て行くときはフクロウが見送ってくれると言う具合です(下写真)。
先に書いたとおり、このタヌキの置物を設置したのは実際には1年前です。
それから1年が経過した現在の様子が下写真です。
この1年でさらにタマリュウが成長し、あと1年(植栽後3年)もすれば全面、緑の絨毯になりそうです。
ところで、2年前の春、この隅切り箇所にタマリュウを植栽した際、20cm間隔で植え付ける計画で必要となるポット苗を購入したものの、実際には30cm間隔で植え付けました(20cm間隔だと2年で間が埋まり、30cm間隔だと3年で埋まる感じです)。
当然、購入したポット苗が余ることになり、それらは下写真で朱色線で囲うところに植え付けました。
タマリュウの苗を増やしたいと思ったのです。
このため、植え付ける際、1個のポット苗を2、3個に株分けしたように思います。
雑草(ニラ等。隣が自然農の畑)の間で元気に育っています。
1年ほど前、このタマリュウの周囲の雑草を取っているとき、誤ってタマリュウの一部を切り取ってしまったことがあります。
小さい断片だったのですが、少し根も付いていたことからポットに移植しておいたところ、問題なく根付き、現在、下写真の状態にまで育っています。
小さい断片が1年でこれほど大きくなるとは驚きです。
今のポットでは窮屈になっていますので、これをさらに株分けしてみることにします。
ポットを取ると、満員御礼状態です!
3個に株分けして、6個(=3×2)のポット苗ができました。
来年の今頃にはポット一杯の大きさになることでしょう。