庭の整備(49)竹の筧の更新(改良)

前回、シバザクラの植栽箇所を拡張しました。

ところで、上写真の朱色矢印で示す箇所に竹の筧が写っていますが、倒れて手水鉢に寄り掛かった状態になっています・・・。
この筧や手水鉢は、3年半前に外便所を解体・撤去した際、その跡地に設けたものです。
そして、3年半の間に竹製の筧が劣化したわけです。

筧を新しく作りかえることにし、古いものを撤去します。

根元を直接、地面に埋めてあったため、埋設部分が腐朽しています。
この部分さえ問題なかったならば、見た目は悪いものの後1〜2年は使えたのではないかと思います。
竹を腐朽しにくくするには、地面に直接、接しないようにすれば良く、そうすれば5年はもつようなりそうです。
そこで、コンクリートの基礎を設け、その上に竹を立てる構造とします。

基礎には竹を固定するための支柱をあらかじめ設けておくことにします。
支柱には塩ビ管を用いることにし、手元にある塩ビ管と竹を実際に組み合わせて適当なサイズの塩ビ管を選定します。

VU40A(外径48mm)に竹を挿すようにすると、ちょうど良い塩梅です。
塩ビ管(支柱)を含む基礎は恒久物になりますので、次回、筧を更新する際は、内径が48mm強の竹を伐り出してくれば良いことになります。

VU40A(外径48mm)だと、ちょうど建築ブロックの空洞内(約50mm×約80mm)に収まりますので、廃材の建築ブロックを再利用して基礎を作ります(型枠を使わずに済みます)。

建築ブロックと塩ビ管との隙間にモルタルを詰めます。

この基礎は、天端が地面より少し高くなるように設置しますので(雨水が溜まらないようにするため)、地上部の面積が少しでも少なくなるように天端の角をハツっておきます(芝刈りに刈払機を使用するため)。

続いて、筧本体を作っていきます。
既設のものは丸竹をそのまま使用したのですが、加工や、稈のなかにホースを通すのに苦労しました。
苦労してもいずれは乾燥により割れてしまいますので、最初から割って使うことにします。
そうすれば節を取るのも簡単です(玄翁を使用)。

ただ、割って使う場合、上端の節による止水が期待できなくなりますので、柱部分よりも一回り太い竹を使って天蓋を設けます(止水だけでなく、割った竹の固定にもなります)。

口部分は一回り細い竹(約30mm)を用い、それを柱部分に固定できるようにホールソー(φ30mm)を使って穿孔します。

口部分は丸竹のまま使うため、中を水が通るように節を鉄筋など(今回はロープ固定金具を使用)を使って打ち抜いてあります。

あとは柱部分にビニールホース(散水用)を通して組み立てるだけですが、ホースを無理に曲げると力が掛かってしまうため、柱部分と口部分との接続箇所にエルボ(下写真で朱色矢印)を使うことにします。

下写真のとおりホースを通します。

柱部分をシュロ縄で結ぶとともに天蓋を被せて組み立てます。

筧の設置箇所に基礎を据え付けます。

基礎の天端が地面より高く、芝より低くなるようにしています。
また、基礎(支柱)の鉛直がとれていないと筧本体も傾いてしまいますので、レベルを使って調整しています。

支柱に筧本体を立て、ホースを散水栓に繋げば完成です。

蛇口を開けると井戸水が出てきました!

新しい竹の筧から澄んだ水が流れ出てくるのは、なんとも清々しいものです。

この筧や手水鉢は、ちょっとした手洗い用に使おうと考えて設けたのですが、八割方は小鳥や野良猫の水呑場として使われているような状況です。

庭の整備(49)竹の筧の更新(改良)」への2件のフィードバック

  1. いいですね!

    竹があるのでやってみたいです。
    竹は切ることはできそうですが、
    穴はあけれそうにないです・・。
    排水まわりに石を置くのはやってみました。
    水鉢は、プランタースタンドにタライです。
    里山古民家さんのようには、できないですが、
    参考にさせていただいてます。
    ありがとうございます。

    1. プタンタースタンドにタライの水鉢も良いですね。
      そう言えば、我が家も昔、スタンド状の石に白色のタライが置いてあったのを思い出しました。
      竹の穴あけはホールソーを使うと簡単ですが、ドリルを使って円周上に小さい穴を連続してあける方法もありますよ。
      ただ、この場合もドリルが必要になり、電動工具なしでは難しいかと思います。
      ところで、米搗き臼を使った睡蓮鉢ですが、睡蓮ではなく教えていただいた蓮のほうを植え付けることかてきました。
      メダカも野良猫に捕られてしまうことなく、涼しげに泳いでいますよ。
      これらのことは今週末のブログに書きたいと思っていますので、またお時間のあるときにでもご覧ください。

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