前回、石柱(米搗きに使われた支柱)の活用策を検討した結果、郵便受けの基礎を兼ねて門柱として利用することにしました。
そして、重い石柱を丸太のコロを使って設置位置まで移動させました。
下写真で朱色枠のところに穴を掘って石柱を据えますが、この場所は今春にコケを移植したところです。
コケの生育はイマイチですが、穴を掘る箇所のコケを移植しておきます。
石柱の高さ80cmに対し、その下部の25cmを土中に根入れすることにします。
深さ25cmの穴を掘ります。
地山は綺麗な山砂(土に近い)です。
穴の底は山砂が堅く締まった状態ですが、念のため砂利を入れて基礎を設けておきます。
掘った穴に落とし込むようにして石柱を立てます。
前後左右に水平になっていくることをレベルで確認したうえ埋め戻します。
据え付けた石柱を離れてみると、少し違和感を感じます。
と言うのは、隣接する井戸の井桁も石材なのですが、その方向と少し違うのです。
また、今まで気づきませんでしたが、この井桁の向きは主屋と平行になっているのです。
と言うことは、門柱とする石柱も同じ方向にするほうが統一がとれてスッキリしそうです。
据えたばかりですが、修正することにします。
石柱を掘り起こしては大変ですので、偏位させる分だけ掘ります。
井桁と平行になるように少し回転させて方向を決めます。
縁石の方向も同様に修正しておきます。
ところで、上写真にも写っていますが、こうして汗をかいて作業している最中、井戸のうえで野良猫(ご近所の飼い猫?)が気持ち良さそうにして寝ているのです。
先に設置した睡蓮鉢は水呑み場になりつつあり、なんだか野良猫のために整備してあげているような感じです・・・。
いずれにせよ郵便受けの基礎を兼ねた門柱を設置できました。
先に設置の陶製臼(睡蓮鉢)とともに新たな利用方法と設置場所が決まって良かったです。
また、石柱と井桁と主屋の向きが平行になってスッキリ(自己満足・・・)。
石柱の上部には凹部がありますので、ここに電灯を入れれば通路の足元灯(常夜灯)にもなりそうです。
井戸ポンプを据える際に電気ケーブルを引くことになりますので、それにあわせて電灯も設置すると良さそうです。
とは言え、優先すべきは郵便受けの設置です。