井戸の再生(36)屋内(床下)配管の検討

井戸を活用するため段階的に水道水から井戸水への切り替えを進めています。
そのなかで以前、主屋(古民家)の外壁を貫通させる形で配管し、屋外に散水栓を新設しました。

この上流側になる屋内の配管については、昨年の竹ボイラー導入に伴い屋内に引き込んであります。
しかし、下図で床下点検口A〜床下点検口Bの間(水色・桃色の点線)が未だ繋がっていないため、先の散水栓の蛇口をひねっても水は出ないのです。

屋内での配管作業は雨天でもできるため、雨降りの週末にでも行うつもりでいるのですが、今夏も少雨傾向で作業する機会がなかなか訪れません・・・。

いつでも作業に着手できるように、屋内の配管について検討することにします。
下流側の床下点検口Bを開けて、上流側を覗き込むと下写真のとおりです。

上流側に土台や基礎の建築ブロックが見えます。
20年程前のリフォームにおいて浴室や洗面所の壁を設けるため、土台を廻して柱を建ててあるのです。
それはそうとしても問題は、配管の計画線上に基礎(建築ブロック)があり、行く手を遮っていることです。
これは弱ったと冷や汗が出るも、左右を眺めると左側に開口があります。
現状では使われていませんが、将来の配管や床下の換気用として設けられているのかもしれません。

この開口を利用し、配管の線形を下図のとおり曲げることで基礎(建築ブロック)を逃げることにします。

この区間の延長は約4.7mです。
パイプは架橋ポリエチレン管(13A)を用いる予定で、架橋ポリエチレン管は可とう性があるため、途中で役物(継ぎ手)を使うことなく曲げ配管することが可能です。

この配管ルートを床上に示すと下写真のとおりです(上流→下流)。

今度は逆に、上流側の床下点検口Aから下流側を覗き込むと下写真のとおりです。

遠くにみえる明かりが下流側の床下点検口Bになりますが、こうしてみると随分と遠くに感じます。
ここは昔、土間だったところを20年程前のリフォームで床上げしたところで、床下の高さがないため床下に潜っての作業ができません。
このため、床下点検口からパイプを挿入し、土間コン上に転がし配管することになります。
転がし配管の場合、パイプのブレ止めのために金具等を用いて一定間隔で土間コンに固定する必要がありますが、床下に潜れないため、これができません。
そこで、以前に行ったようにパイプに軽天材(壁や天井の下地材などとして用いられる)のスタッド(角材)を添え、スタッドとともに床下に挿入させることにします。


・オレンジ及びピンク色:架橋ポリエチレン管(外装はさや管又は保護材)
・シルバー色の部材:スタッド

ところで、床下点検口AとBとの間に設けた曲がりについて、パイプ(架橋ポリエチレン管)自体は先にも書いたとおり可とう性があるため曲げ配管が可能です。
一方のスタッドは鋼製の角材で可とう性がありません。
つまり、スタッドとともに曲げ配管するには折れ点の箇所にも床下点検口を設ける必要があるのです。
そこで、下図で朱色四角で示す箇所に床下点検口Cを設置することにします。

床下点検口Cの位置は配管ルートの中心ではなく、前後の床下点検口を結ぶ線上に配置しています。
これは見た目のこともありますが、ここに設置すれば隣接する柱(今は大壁の中に隠れていますが、丸太梁を支える重要な柱が有)の状態を点検できるようになるためです。

<続きます>

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