今年の4月初旬、モモの木(2年前の冬に植え付け)は下写真のとおり満開になっていました。
その後、結実(下写真は5月中旬撮影)。
木はまだ小さいにも関わらず、たくさんの実をつけていました。
摘果などの管理は一切行わずに放置したところ、自然による摘果が行われ、残ったものが大きく成長するとともに熟してきました。
昨年に収穫したものと比べると、木が大きくなった分、果実も大きなものができています。
少し早いかもしれませんが、待ちきれず収穫することにします。
1本の木から下写真の量を収穫。
冷蔵庫で冷やして食べみると、まさに桃と言う感じで美味しかったです(^^)
自然農に倣って無肥料・無農薬・無除草・無剪定としていますが、自家用にする分には十二分のレベルです。
モモは土地に合っているのかもしれませんので、木を増やして鳥などの動物にも果実を残してあげられるぐらいにしたいものです。
ところで、モモはバラ科(モモ属)の落葉樹です。
同じバラ科のウメ(サクラ属)も今年は生り年だったようでたくさん収穫できました(梅ジュースに使用)。
たくさん収穫できたこともあり、2本ある木のうちの1本については収穫せずに小動物の餌用に残してあげました(実際には手が回らなかっただけですが・・・)。
このため、熟したものが地面にたくさん落ちてきています。
モモもウメも同じバラ科の樹木ですので、このウメの種を実生させればモモの台木にすることができるかもしれません。
そこで、熟したものを拾ってきて採種することにします。
果肉を取り除いたうえ乾燥・保管し、来春に播種することにします。
ところで今年4月に採種・播種したユズ(ミカンの台木用)がひと月ぐらい前に発芽し大きくなってきています。
これならウメの種も今から播いても大丈夫かもしれません。
そこで、一部の種を育苗ポットに播いておきます。
収穫までの道のりは長そうですが、慌てず気長にいくことにします。