畑の地力が少しずつ増してきていることから、今夏はスイカを栽培してみようと春先に種を播きました。
発芽し畑に移植したものは20株以上あったはずですが、半数程度は途中で消滅。
残りも勢いがなく、今の地力(無施肥)ではまだまだスイカの栽培は難しいということが分かりました。
それでも場所によっては結実するものもあり、下写真の場所にあるものが収穫時期を迎えました。
スイカの果実がないどころか、スイカの葉も見当たりませんが(茂っている葉はカボチャやキュウリ)、この写真の中央に間違いなく生っているのです。
カボチャやキュウリの蔓をそっとどかすとスイカが出てきました。
小さいですが、これ以上は大きくならないと思い(小玉?)、弾いてしまう前に収穫しました。
下写真のクローバー草生栽培を試みているところのスイカは勢いがあるのですが、種を播いた時期が遅かったため収穫に間に合うか微妙です。
このクローバー草生栽培ですが、キュウリ(地這い)で大成功しています。
クローバーにより雑草が抑制されつつも、キュウリはクローバーの上を這って成長しています。
クローバーの雑草抑制力は相当なものですが、それでも多年草のヤブタオシやイノコヅチが生えてきています。
地這いキュウリを栽培する欠点としては、これらの雑草の除去が困難になることです。
あと、クローバー草生ではキュウリでも自生は望めないかもしれません。
クローバー草生栽培の場所ではありませんが、下写真が自生えのキュウリです。
実もたくさんつけています。
そのままにしておけば来年も自生してくれることでしょう(自生えのものは、その種子も自生しやすいように思います)。
このように種播きしなくても済む(よって収穫さえしなくて良い)ような畑を目指しています(理想には遠い現状ですが・・・)。
そして、下写真が現在の畑の様子です。
そろそろ秋冬野菜を準備する時期だと思っていると、早くもダイコンが発芽しています(もちろん種蒔きはしておらず、自生えのものです)。
近くには昨シーズン、収穫せずにそのままにしておいたダイコン(下写真の矢印、スカスカになっています)があります。
自生してきたダイコンは、この子供なのでしょう。
初夏に白い花を咲かせていたニンジン(下写真の矢印)は、種が落ちそうな状態になっています。
畑の手入れをするついでに、ニンジンの種を播くことにします。
畝に生えている雑草(ここではスギナ)を軽く刈って(ニンジンは好光性)、適当に種をばら播きます。
ニンジンは来春・夏の雑草を抑えてくれることになりますので、至るところに播いておくことにします。