自然農:ソラマメの収穫

モモの花が咲いていた頃(4月中旬)、畑は一面緑の絨毯に覆われていました。

この緑の正体は主にカラスノエンドウ(雑草)です。
上写真のとおりスゴイ勢いで繁茂しますので、昨年は「これ以上増えては大変!」と種をつける前に刈り払い機で刈り取りました。
しかし今年も一面に繁茂していることから、刈り取りは無意味だったことになります。
そこで今年は無謀にもそのままにしておいたところ、種をつける頃になると急激に勢いが落ち(枯れ)、今では畑の良いマルチ材になっています(下写真で畝間の茶色いもの)。

もちろん大量の種を落としていますので来年も繁茂することでしょうが、結果的には「草ボーボー状態」という見た目を除けば特に問題はありませんでした。
強いて言えば、勢いが落ちるときに他の野菜を巻き込んで倒れてしまうことぐらいでしょうか。
その欠点以上に土壌を肥やしてくれたり(マメ科の窒素固定や堆肥化)、マルチ材として夏草の発生を多少なりとも抑制してくれる利点を考えれば、手間をかけてまで刈り取る必要はないと感じています。

さて、マメ科のカラスノエンドウの勢いがあるということは同じマメ科の野菜も元気に育ち収穫時期を迎えました。
こちらはソラマメです。

写真ではこちらも緑の絨毯ですが、実は一面ソラマメです。
昨年10月下旬に箱一杯の種(下写真)を蒔き、そのほとんどが発芽していますので100本以上があります。

不耕起・無肥料・無農薬・無除草、つまり何もしていないのですが、スーパーに売っているものに負けないぐらいのものが実っています。

元々は3年前にホームセンターで購入した1、2袋の種(8個程度)でしたので、カラスノエンドウ以上の爆発的増加かもしれません。

エンドウ(サヤエンドウなど)に至っては種を蒔くのも面倒で、一部を適当な場所にバラまいておいたのですが、それでも発芽してたくさん実っています。

もちろん支柱や棚などはありませんので、上写真ではカラスノエンドウを支えに成長しています。

下写真では種をつけた後の菜花類(これも自生)に這い上がっています。

このような旺盛な成長を見ると、野菜だからと言って必ずしも手間を掛けて管理する必要はないように感じます。
土地や時期にさえ合っていれば、成長するものは放っておいても成長するものなのかもしれません。

ただ、ソラマメやエンドウをこのまま置いておき、来冬にこぼれ種から自生するかと言えば、ほとんどしないと思います。
そう思うとカラスノエンドウは偉大なものです。
もし人間が食用としてカラスノエンドウで満足するならば、種蒔きさえ不要になります。
そうなれば、もはや雑草畑ではなくエデンの園なのかも(^_^)

人間は、さらに美味しいソラマメやエンドウの開発を目指して心身を酷使すべきなのか、それともカラスノエンドウで満足できる健全な心身を手に入れるべく鍛錬すべきなのか、どちらなのでしょうかね?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。