庭木の剪定(10)サツキの植え付け

満開のハクモクレンもアッと言う間に花が散りました。

上写真で丸で囲む箇所は握りこぶし状に肥大化(毎年同じ箇所で切り詰め剪定したため)してしまっているため、1年に1箇所ずつ切り落としています。
今シーズンはどの箇所にしようかと言うことで、朱色の箇所を切り落とします。

切り落とした肥大箇所からはたくさんの枝が出ています。
この枝の付け根で毎年切り詰めると、握りこぶし状に肥大化するわけです。

肥大化している箇所はまだありますが、樹木の負担が大きくならないよう今シーズンはこの1箇所だけにします。
まぁ、ハクモクレンは小まめに剪定しないと直ぐに大木になるほどの樹勢がありますので、大丈夫なのでしょうが。

庭ではツバキ(下写真中央)が満開になるとともに、ハナミズキ(下写真左)も開花が近づきつつあるようです。

ちなみに上写真のツバキは球形に仕立てています。
不自然な形ですので徒長枝が出て形が崩れそうなものですが、意外にもこの形で安定しています。
このように(ハクモクレンとは異なり)樹勢が穏やかで手が掛からないため、ツバキやサザンカは庭木として好まれてきたのかもしれませんね。

庭木と言えば、我が市ではこの時期に大規模な植木市が開催され、その場で生産者から購入できます。
少し覗きに行ったついでに、サツキの苗木を1株(300円)購入してきました。

と言うのも、サツキの生垣の一部が枯れて空洞になってしまっている(下写真で中央やや左)ため、そこに植え付ける考えなのです。

一昨年、隣接する道路で下水道(集落排水)工事がおこなわれたのですが、施工業者が掘削した土砂をユンボからダンプに回転・積み込みする際に生垣の上に土塊を落としてしまった結果、幹や枝が損壊しました。
そのうち復活するだろうと思っていましたが、完全に枯死してしまいました(下写真が枯れたサツキの根株)。

サツキは挿し木で増やせますし、挿し木で増やしたほうが同じ品種となり生垣が統一するかもしれません。
しかし時間がかかりますし、わざわざ1本のためにするのもどうかと思い苗木を購入しました(品種は葉が似ているように感じた「玉サツキ」を選定)。

では、購入した苗木を植え付けます。
サツキの後にサツキで厭地になるかもしれませんので、大きく穴を掘り土を入れ替えます。

違う場所の土で埋め戻して植え付け完了。

大きくなってくれると良いのですが、どのようなものでしょうね。

<続きます>

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