耕作放棄地の再生(9)竹の伐採

前回、下写真で矢印で示す樹木(エノキ)を伐採ました。

これで、さらに竹の伐採(上写真で丸で囲む2箇所)を進めることができるようになりました。

写真手前側に伐倒していきます。

チェンソーを使っているのですが、孟宗竹は高さ(15m超)があるので倒れるときの勢いもスゴイです。

稈も太いです。
下写真に写っている鉈の刃渡りが6寸(18cm)ですので、直径15cmはあります。

真竹だと最も太いものでこれぐらいですが、孟宗竹はこれが普通サイズですので伐るのも運ぶのも大変です。
しかし、何より面倒なのが枝払いです。
というのも、真竹だと鉈の背を枝の付け根に打ち込むことで枝を落とせるのですが、孟宗竹の場合は枝の付け根も固く上手くいきません。
仕方なく、ノコギリを使ったり、節に刃をあてないように(刃こぼれするため)気をつけて鉈で切ったりしているのですが、手間も時間もかかります。
自宅裏の里山の竹は真竹なのですが、もし孟宗竹だったらと思うとゾッとします・・・

払った枝は今後の草刈りの支障にならないようにバラまき、稈は早く腐るように田面に並べます。

田に水を張れば、水面に浮かぶ竹筏のようにみえるかもしれません(^_^)
この竹筏があるところ(2畝程度)は草の成長が抑えられ、草刈りが楽になることを期待していますが、さてどうなることやら?

作業後の様子です。

ちなみに、今シーズンの作業前の状態が下写真(丸囲みの箇所が枯れ竹の倒壊箇所)です。

上写真よりさらに1年遡った当初(整備前)の状況が下写真です。

<ビフォー>

<アフター>

変われば変わるものです・・・

竹の伐採については一区切りつきましたので、今シーズンの竹の伐採はこれで終了とします。
来シーズン以降については、竹を伐採した箇所の今後の推移をみて決めたいと思っています。

<続きます>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です