耕作放棄地の再生(3)2017年開始

一昨年末から始めた耕作放棄地の再生ですが、夏場は定期的に草刈りをおこない現状を維持するようにしました。

<2016年8月24日>
草刈り後の状況

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そして、昨年末から今シーズンの作業を始めることにしました。

<2016年12月29日>
8月下旬の草刈りを最後に何もしていませんが、その後に生えた草の勢いは弱かったようです。
田面については、軽く草刈りをする程度で良さそうです。

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しかし、上写真で朱色の線で囲んだ箇所は酷い状態となっています・・・

この箇所は、一昨年末に山側から倒れてきていた竹を伐り、枝がついた状態のまま田面に積み上げておいたところです(下写真:2016年1月)。

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そこに蔓植物などがはびこりましたが、刈払機では草刈りできず放置せざるを得ませんでした(下写真:2016年8月)。

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そして、現在、このような状況となっています。

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後になって考えると、そのときに面倒でも枝を払って整理しておくべきでした。

ところで、そのような面倒なことをせずとも、枝がついた状態で燃やしておけば良かったのではないかとも考えられます。
しかし、ここは谷津田で両側が小高い山になっています。
地元の長老から「ここで燃やせば、火を強くしないように気をつけていても(ドラフト効果で)火が火を呼び、(コントロールできなくなって)山火事を起こしてしまう」と教わりました。
私のような経験のない若輩者にとって、作業は一人でおこなうにしても、今おこなっていることをベテランに伝え、助言してもらうことが大切だと思っています。

そんなことで、ひと通り草刈りをおこなったあと、蔓がはびこった竹の整理を始めます。
蔓をはがしながら、枯れ竹を取り出します。

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取り出した竹は、鉈を使って稈(茎の部分)と枝をばらしていきます。
枝を払った稈は山側に積んでおくと良いのですが、今後の山側の整備において邪魔になってしまいそうです。
そこで田面に、積まずに並べていきます。
田面は湿地状になっていますので、こうしておけば比較的早く腐ると思います。

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<続きます>

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