月別アーカイブ: 2016年10月

庭の整備(15)山砂搬入

前回で砂利の撤去が終わりました。

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この時点で地面の高さは、計画高より約10cm低くなっています。
ここから約7cmを山砂(購入)で埋め、続いて土床付きの芝(約3cm)を張って計画高となる予定です。

山砂は地元の建材屋さんで購入します。
結構なボリュームになりますので、配達も建材屋さんにお願いする考えです。

さて、建材屋さんにどれだけの量を頼めば良いのか?

面積は約48m2ですので、これに山砂の深さ7cmを掛ければ体積が求められます。

48m2×0.07m=3.36m3

建材は一般的に体積ではなく重量での販売です。
体積に山砂の単位重量(1.74t/m3)を掛けて重量を算出します。
(厳密には更に容積変化率を掛けるのだと思いますが省略します。)

3.36m3×1.74t/m3=5.8t

建材屋さんに確認すると、トラック1車で2、3t運べるとのこと。
ということで、2車分をお願いすることにします。

1車目の搬入です。

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2車目です。

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ここからは自分の作業です。
搬入してもらった山砂を均します。

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山砂で全く肥料分がありませんので、肥料として牛糞3袋とモミガラを投入します。

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計画高よりちょうど3cm(土付きの芝の厚さ分)下がりになるように整地しますが、南北方向と東西方向に勾配がついているため複雑です・・・

grass_level

周囲の4辺に張ってある水糸を頼りに勾配をつけて整地します。

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まるで大きな壁を塗るような感じです。
鏝の代わりにレーキ、目安となる壁のチリの代わりに水糸と言った具合です。

この状態では土が締まっておらず、雨で土が沈み凸凹ができるかもしれません。
1、2度雨に当ててから芝を張ることにします。

<続きます>

庭木の剪定(1)開始

先般、庭木の剪定について書きました。

秋の剪定としては時期的に少し早く、今行うと冬までに新芽がでる木もあります。
ご近所でもまだ剪定しているお宅はありません。
しかし、1日に少しづつしかできませんので、早めにスタートすることにします。

こちらの比較的大きなアラカシから剪定します。

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高さ5mほどでしょうか。
樹齢は100年を超えていますが、勢いがあります。

昨秋も剪定していますので、それほどボーボー状態にはなっていません。

毎年剪定すると弱い剪定で済みますので木への負担が小さくなります。
このため徒長枝が出にくくなり、結果、剪定も楽になるように思います。

逆に強い剪定をすると、いかにも剪定してサッパリしたようにみえますが、すぐに徒長枝が伸びてしまうものです。
植木屋さんにとってはすぐに伸びてくれたほうが都合良いかもしれませんが・・・

樫の木ですので、ドングリがたくさん実っています。
庭がドングリ山になってしまわないように、剪定で落としておきます。

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使う道具は、植木鋏に剪定鋏、それと三脚脚立です。
あと刈込鋏がありますが、庭仕事で使っているのは基本これだけです。
大工仕事にはたくさんの道具があることを思うと、庭仕事は道具要らずです。

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岡恒のものですが、近所(田舎)の方は大体これを使っていますね。

三脚脚立です。

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高さ10尺(3m)のものです。
もう少し高ければと思うこともありますが、逆に大きいと取り回しが大変になりますので、この程度が使いやすいのかもしれません。

それでは、剪定開始。
容易な下からやっていきたいところですが、上からやっていきます。
下からやると、剪定し終わったところに上から枝葉が落ちてしまい、それを払うのに二度手間になってしまいます。

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カシの場合、1枝につき3枚の葉を残すように剪定すればよいのですが(三つ葉透かし)、時間がかかります。
1時間でできたのはこれだけ(上の写真で丸印の範囲)です。
1本終えるのに3日はかかりそうです・・・

<続きます>