薪ストーブの導入(13)天井張り替え

前回、煙道の絵を描きました。

flue

煙道は厨子(ツシ)二階に設けます。
その厨子二階の床(=一階の天井)は、以前張り替え作業を始めましたが、断熱材を入れたところで止まっています。

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煙道の造作をしやすいように、先に床板を張ってしまうことにします。

厨子二階の床(=一階の天井)の構造は下図のとおりです。

ceil

今回張る床板は上図で最上段の部分になります。

厨子二階は電気配線など管理用の空間として使うだけですので、とりあえず歩ければ十分です。
そのため、ちゃんとしたフローリング材を使う必要はなく合板で十分です。
しかし、合板は可能な限り使いたくありません・・・
そこで野地板を使うことにします。
野地板であれば、ホームセンターで1束(約1坪分)1,700円弱と合板並みの価格で入手できます。
何より無垢材ですので、廃棄するときには燃やすこともできれば、山のなかに積んでおくことも可能です。

とは言っても、荒材なのでそのまま床板として使うのは辛いものがあります。
また、曲がりなどがあるため、継ぎ合せ部分に隙間ができ、ゴミや埃が落ちてしまいそうです。
そこで、片面だけ自動カンナ盤でカンナがけすることにします。
また、隙間防止のため溝切りカッターを使ってアイジャクリを施し、継ぎ合わせます。

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加工した野地板を張っていきます。

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クギとカナヅチを使っています。

どんどん張っていきます。

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薪ストーブの導入とは関係ありませんが、上写真の真ん中の開口はトップライト用に設けたものです。

ガラス瓦から採り入れた自然光を1階に落とします。

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開口部にはゴミなどの落下防止と断熱のためポリカプラダンを被せてあります。

1階側には自作の障子をはめ込んでいます。

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このように開ければ屋根まで吹き抜け?となります。

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<続きます>

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