近所に大変お世話になっている長老の方がみえます。
ご自宅の前に納屋があるのですが、その外壁のトタンがかなりサビはじめています。
日頃のお世話になっている感謝の気持ちとして、週末を利用してトタンの塗装を行いました。
塗装前の状態です。
特に下部がサビています。
かなり昔にコールタールで塗装されたとのこと。
一般的にはコールタールのうえにはコールタールしか塗装できません。
しかし、隣近所の方(一級建築士)に伺ったところ、コールタールでも相当な時間が経ったものにはペンキ(合成樹脂塗料)塗装も可能だと教えていただきました。
トタンにはコールタールを塗ったことがないので分からないのですが、なんとなく粘度が低く塗りにくそうな感じがします。
ここはペンキで塗装することにします。
ホームセンターで購入したトタン用の油性塗料とトタン用のローラー刷毛です。
油性塗料は7kgで4,000円程度の安価なものです。
ペンキにはいろんな種類がありますが、所詮は合成樹脂(プラスティック)を油(油性の場合)か水(水性の場合)で溶いたものだと思います。
難しいことは考えずに手頃な価格の油性塗料(ブラック)を選びました。
作業途中の写真がありませんが、ワイヤーブラシでサビを落として、ローラー刷毛で塗装すれば完成です。
簡易な養生で済ませたこともあり、実質半日で終わりました。
以前のコールタール塗装に気泡のようなものが付着しているところがあり、その部分がどうしてもムラのようになってしまいました。
それでも真っ黒な壁は良いものですね。
上部の土壁は大直し仕上げでしょうか。
漆喰を塗れば、黒と白のコントラストで一層見栄えがしそうです。
漆喰といえば、土蔵の軒の修理で塗ったことがありますが、本職のような仕上がりを求めなければ意外と簡単なものです。
そのうえ安価です。
一度塗りですが、20kg1袋(約1,800円)でこれだけ塗ることができます。
黒のトタン壁に白の漆喰もありかもしれませんね!