月別アーカイブ: 2016年8月

トタン壁の塗装

近所に大変お世話になっている長老の方がみえます。
ご自宅の前に納屋があるのですが、その外壁のトタンがかなりサビはじめています。
日頃のお世話になっている感謝の気持ちとして、週末を利用してトタンの塗装を行いました。

塗装前の状態です。

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特に下部がサビています。
かなり昔にコールタールで塗装されたとのこと。
一般的にはコールタールのうえにはコールタールしか塗装できません。
しかし、隣近所の方(一級建築士)に伺ったところ、コールタールでも相当な時間が経ったものにはペンキ(合成樹脂塗料)塗装も可能だと教えていただきました。

トタンにはコールタールを塗ったことがないので分からないのですが、なんとなく粘度が低く塗りにくそうな感じがします。
ここはペンキで塗装することにします。

ホームセンターで購入したトタン用の油性塗料とトタン用のローラー刷毛です。

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油性塗料は7kgで4,000円程度の安価なものです。
ペンキにはいろんな種類がありますが、所詮は合成樹脂(プラスティック)を油(油性の場合)か水(水性の場合)で溶いたものだと思います。
難しいことは考えずに手頃な価格の油性塗料(ブラック)を選びました。

作業途中の写真がありませんが、ワイヤーブラシでサビを落として、ローラー刷毛で塗装すれば完成です。
簡易な養生で済ませたこともあり、実質半日で終わりました。

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以前のコールタール塗装に気泡のようなものが付着しているところがあり、その部分がどうしてもムラのようになってしまいました。

それでも真っ黒な壁は良いものですね。
上部の土壁は大直し仕上げでしょうか。
漆喰を塗れば、黒と白のコントラストで一層見栄えがしそうです。

漆喰といえば、土蔵の軒の修理で塗ったことがありますが、本職のような仕上がりを求めなければ意外と簡単なものです。
そのうえ安価です。
一度塗りですが、20kg1袋(約1,800円)でこれだけ塗ることができます。

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黒のトタン壁に白の漆喰もありかもしれませんね!

自然農 ダイコンの種播き(2)

この夏は本当に雨が降りませんでした。
8月も終わりになり、ようやく台風の影響で雨が降りました。

これからは秋雨前線による長雨の時期に入ります。
この長雨をもらうことで、冬草が芽生え成長します。

一方の夏草は既に種をつけ始めていますので、勢いのピークは越えたのでしょう。

夏草の勢いが弱まったこの時期に、冬草に先行して冬野菜の種を播くことになります。

ニンジン(秋蒔き)も今の時期に種を蒔きます。
昨年の今頃に種を播き、収穫せずにそのままにしておいたニンジンは、初夏に花を咲かせ、いま種をつけています。

初夏に花が咲いていたときの様子です。

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白くレースのような花です。
観賞用としてニンジンの花を一面に咲かせるのも良いかもしれませんね。

現在は、このようにたくさんの種をつけています。

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これは刈り取った状態ですが、刈り取らずにそのままにしておけば、風で種が飛散し秋雨により自然と発芽するわけです。
本当に自然はうまくできているものです。
ニンジンの野草化も可能性あり???

ただ、場所だけは変えたほうが良いので、刈り取って畑に置いてありました。
そうしたところ雨で濡れてしまい・・・
そこでニンジンはひとまず置いておき、ダイコンの種を播くことにします。

ダイコンを蒔くのは、こちらの畝です。
先ほどのニンジンを刈り取ったところです。

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作業に支障となる草(野草化しているシソなど)は軽く刈り取り、そのまま畝に置いてあります。
写真の手前は、春に自然生えしたニンジンです。

今回蒔く種は今春に採種したものです。
(一代交配種から採種したものですので、スーパーで売っているようなものは期待できません。)
ピンボケしてわかりにくいですが、殻のまま保管してありました。

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手で殻を砕きつつ条播きし覆土します。

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あっという間に一畝分が完了。
30分もかかっていません。
作業前と何も変わっていないように見えますが、種播き完了後の状態です。

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写真の上部で、こちらの畝に向かって垂れ下がってきているのは、ゴボウですね。
ゴボウも種播きの時期です。

ダイコンの種はまだまだありますので、隣の大豆の畝にも播くことにします。

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大豆がありますので、こちらは大豆と大豆の間に点播きします。

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さあ、どんなダイコンができるでしょう。