薪ストーブの導入(28)炉壁の見切り材設置

前回で炉台部分が完成しました。

img_4320

続いて、炉壁部分を作っていきます。
炉壁は下地までできています。
化粧としてタイル(炉台で使用したものと同じ天然スレート)を貼る予定ですが、そのまえに見切り材(額縁)を設置します。

stove2-14

炉壁の見切り材は、古材を再利用し木取りまで行なってあります。

img_4322

2本はサクラですが、1本がヒノキです・・・
3辺のうち1辺の色等が異なってしまいますが、仕方ありません。

炉台の見切り材は67.5°という角度で継ぎましたが、炉壁は単純な留め(45°)継ぎです。

必要長さで切って、トリマーを使って面取り加工を施します。

img_4333

面取りは、炉台はシンプルなR面(ボーズビット使用)としましたが、炉壁は少し凝った形状のギンナン面としています。

img_4334

炉壁の下地に取り付けてみると、軽天材(ランナー)を補強するために取り付けたアングルが出っ張っているため、その肉厚分、見切り材が傾いてしまいます・・・

img_4332

そこで、見切り材にアングルの肉厚分(2.0mm)の溝を掘ります。

img_4335

見切り材に下穴をあけたうえで、軽天材(ランナー及びスタッド)にビス留めします(下穴には後日、埋め木をするつもりです)。

stove1-22

継ぎ目(留め継ぎ)に少し隙間ができていますが、素人施工ではこんなものでしょう。

設置完了です。

img_4348

これで炉壁にもタイルを貼る準備が整いました。

<続きます>

シラカシの萌芽更新(芽かき)

以前のブログ記事でも触れましたが、昨冬に庭のシラカシを伐倒しました。

下写真が伐倒前のシラカシです。

img_2410

樹齢100年以上の老木で、胴吹き(幹からの萌芽)が多いなど樹勢が弱っていました。
また、幹のなかほどに大きなウロ(下写真、伐倒後に撮影)があり、剪定で木に登っているときに折れると危険なので伐倒することにしました。

img_2419

カシなどの広葉樹は伐倒しても切り株から新芽が出て再生されます(萌芽更新)。
このシラカシは老木のため萌芽は期待していませんでしたが、今春勢いよく萌芽しました。
現在の状況が下写真です。

img_4541

この1年で高さ1m程度まで成長しています。
新芽の数の多さと勢いの強さで、まるで爆発しているかのようです。

今は新芽の数が多くても、このまま放っておけば自然と数本が残るのだと思います。
しかし、一応は庭ですし、このシラカシも庭木として仕立てるつもりです。
そこで、「芽かき」を行うことにします。

芽かきは、勢いのある新芽を数本残すようにします。

img_4545

とりあえず3本を残しました。
萌芽更新では低い位置で萌芽しているものが良いと言われていますので、最終的には写真手前のものを残すことになるかと思います。

同じくシラカシですが、2年前の冬に伐倒したものもあります。
先日来たくさんのシイタケが上がっているホダ木の原木です。

shiitake1

翌春に切り株から萌芽し、2年経過後の現在は下写真のとおりです。

img_4390

こちらは老木ではなかったため、先のシラカシよりもさらに勢いがあります。
既に高さ2m近くまで成長しています。
先のシラカシ(伐倒後1年)の高さが1m程度でしたので、1年で約1m成長するわけですね。
15年後には15mとなり、次の伐倒ができるかもしれません。

こちらも芽かきします。

img_4553

隣接して大きなスギがありますね。
これも伐倒する時期が来ているのかもしれません。