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自然農:サツマイモを収穫

前回、モンキーバナナに関するブログ記事をUPしましたが、もちろん畑でもいろいろと栽培しています。

畑は自然農で栽培しており、年々地力が増すにつれて多肥を要する野菜(今夏はナスが大豊作!)も育つようになってきています。
あと今シーズンの特記すべきこととして、7年ぶりにサツマイモを作っています。
久しぶりにサツマイモを作ることにしたのは、このブログを通じて知り合った方から昨冬頂いたさつま芋がとても美味しかったからです(^_^)
頂いたさつま芋のほとんどは薪ストーブで焼いて食べたのですが、2個だけ残しておき、梅雨時にそれから苗を採って畑に植え付けておきました(下写真:7 月上旬の様子)。

それから4ヶ月が経過(途中、蔓返し等の管理は一切していません)。
畑を覆い尽くすように元気良く成長しています。

畑の主屋(古民家)側はマリーゴールド(&芝)を植栽してあるのですが、そこまでサツマイモの蔓が侵入してきています・・・。

既には花の時期は終わっていますが、上写真で両側に茂っているのはアサガオです。
アサガオもサツマイモと同じヒルガオ科の植物だけあって調子が良く、夏の間たくさんの花を咲かせて楽しませてくれました。
アサガオと言えば、今年はグリーンカーテン用としてプランターでも栽培しましたが、やはり畑に地植えすると比較にならないほど元気に育つものです。

サツマイモ畑では今の時期、コスモスやキク、そしてヒマワリまで咲いています。

ヒマワリは今夏に咲いたものが種をつけ、それから自生えしたものです。
ヒマワリの右側には雑草に埋もれて分かりにくいですが、レタスが育っています。

ついでに紹介すると、上写真の右側が下写真で、レタスに続いて、コカブ、タアサイ、アスパラガスが育っています(間にモモの台木用として育てているウメの木もあります)。

さらに、サツマイモを挟んで反対側には上写真で奥からジャガイモ、ニンジン、ダイコンと続き、いずれもサツマイモと共生して元気に育っています。
サツマイモと共生と言えば、自生のゴーヤがサツマイモの蔓のうえを這っています(上写真でサツマイモよりも少し黄色い葉)。
これぞ自然農!?

さて、肝心のサツマイモですが、苗の植え付け後120日で、まだ少し早いように思いつつも待ちきれず、ひと畝(全体の2/3)分を収穫することにします。
まずは、蔓を切って畝の両側にある溝に片付けます。

サツマイモを掘る前にゴーヤを収穫できました。

ただ、ゴーヤはほかにもたくさんあるため、勿体無いですがサツマイモの代わりに土に埋めて土に還すつもりです。

そして、芋掘り。

豊作です!

大きさ、形とも「良」です!

種芋から何回かに分けて苗を取って植え付けたため、後に植え付けたものは収穫が早かったようで小ぶりです。

でも、おやつ代わりに薪ストーブで焼いて食べるには、これぐらいの大きさがちょうど良いようにも思います。

苗を取った2個の種芋は下写真のとおりボール状に巨大化しています。

サツマイモはジャガイモやサトイモなどとは違い、そのままでは冬越しできないこともあって、これまで栽培する気にならなかったのですが、冬の間、薪ストーブで焼いて食べれると思うとモチベーションが上がるものです。
収穫したイモの一部はなんとか冬を越させ、来年もサツマイモを栽培したいと思っています。

モンキーバナナの栽培と台車の作製

今年7月、ご近所の方からモンキーバナナ(バナナの矮性品種。ミニバナナ)の株をいただきました。
ご近所さん自身が株分けしたもので、いただいたときは小さかったのですが、夏の間にぐんぐん大きく育ちました。

南国の植物だけあり、ご近所さん曰く「昨冬は小屋に入れたうえビニールで保温したが2月の寒さで枯らしてしまった。冬を越すには5℃以上を保つ必要がある」。
もちろん我が家に温室はなく、どうしたものかと思ったのですが、薪ストーブが設置してあるLDKであれば、とりあえず温度については問題なさそうです。
そこで、寒くなったら屋内(LDK)に入れることを見越して、株をわけていただいときに10号の鉢に植え付けておきました(土は畑のものに灰を配合)。

そして、10月下旬になり朝晩が冷えるようになってきたため屋内に入れることにします。
ただ、鉢が大きく、土の重さとともにかなり重たいです。
また、屋内では窓近くに置いて日差しを受けられるようにしますが、就寝時に薪ストーブの近くに移動させようかと思っています。
そこで、容易に移動させられるようにキャスター付きの台を作ることにします。

ちょうど鉢のサイズにあった廃材(12mm厚の合板)があるため、それを2枚重ねて利用することにします。

この合板は亡き父がどこからか入手してきたもの(パレット?)で、主屋(古民家)の軒下に数百枚積んでありました。
それで風通しが悪くなり、隣接する土台がシロアリにやられてしまったのですが、合板のほうは同じ木材でも無被害だったと言う・・・。
合板は接着剤が使用されているためシロアリが嫌うのでしょうが、反面、経年により接着剤の強度が落ちて下写真のように剥がれやすくなってきています。

サンドペーパーで表面を調整している際にも手に棘が刺さって痛い思いをしました・・・。
このままでは危ないため合成樹脂塗料で塗装して表面を固めるとともに、見た目も良くすることにします。

百均の合成樹脂塗料(水性、80ml、アイボリー)1本で表裏両面を二度塗りできました(ちょっとした面積を塗装するのに百均のものは便利です)。

キャスターについては、百均のものは精度が悪くて以前懲りているため、ホームセンターで購入、取り付け(自在キャスター、ゴム車輪、耐荷重10kg×4)。

こうしてできた台車に鉢皿を置くと下写真のような感じになります。

そして、モンキーバナナを据え付け。

ここは夏の間、冷風扇を置いているところですので邪魔になることはありません。

薪ストーブ(既に焚いています!)とも近いですし、就寝時には窓から離して薪ストーブの近くに移動させようかと思っています。

モンキーバナナの木は観葉植物のようでもあり、室内に緑があって意外に良いものだと感じています。
今冬は薪ストーブに加えてモンキーバナナと冬を越すことになります(^_^)