里山再生」カテゴリーアーカイブ

里山再生:タケノコの収穫

自宅裏の里山には「マダケ」(当地では「イモクシ」と呼びます)という種類の竹が生えていますが、そのマダケのタケノコがあがってくる時期になりました。
スーパーなど売っているタケノコは「モウソウチク」という種類の竹のものがほとんどですが、「マダケ」のタケノコももちろん食べることができます。
そして、うまい具合に竹の種類によってタケノコが上がる時期がずれているため、当地では4月下旬から「モウソウチク」、続いて「ハチク」、そして6月に「マダケ」と言うようにタケノコの季節が続くわけです。

では、里山のなかに入ります。

山のなかは歩きやすく見通しも良好です。
このときばかりは、冬季に整備した甲斐があったと思います(^_^)
ただ、この時期にはマムシがいますので足元には要注意です。

タケノコ発見!

上写真に写っているものがちょうど採り頃になります。
「モウソウチク」のタケノコは鍬を使って収穫しますが、「マダケ」の場合は手や足で根元付近を折るようにして収穫できますのでラクチンです。

1時間もかからずにこれだけ収穫できました。

山に入ったついでに、シイタケのホダ木を山の中に戻しておきます。
秋から春までの間、収穫しやすいようにホダ木の一部を自宅近くに引き上げてきてあったのです。

昔はこの里山にも松の木がたくさんあったと聞きますので、シイタケどころかマツタケがあがっていたのかもしれませんね(今とは逆で、昔はマツタケが一般的で、シイタケが高級品だったそうです)。

里山再生:クヌギの発芽

昨年自生したスギの幼木が冬を越し、元気になってきました。

ただ、主屋のすぐ横に生えており、このまま大きくするわけにはいきませんので畑に移植することにします。

移植する場所はこちら。

昨年の今頃、同じようにスギを移植した場所です。
草刈り時に誤って1本切ってしまったほかは枯れることなく育っており、現在20cm程度の高さになっています(8本)。

その隣にクローバーを少し刈り取って植え付けます。

高さ5cm程度。クローバーにさえ埋もれてしまいそうな感じで、これが大きな木になるとはとても思えません(ある程度大きく成長した段階で山に移植予定)。

ところで、スギを植え付けるため穴を掘っていたところ、土中から大きなドングリが出てきました。

昨秋に里山でクヌギのドングリを拾い、すっかり忘れていましたがここに蒔いたのでした・・・。
忘れていても春になればちゃんと発芽してくるものですね(^_^;

別の場所に蒔いたものを確認すると、ちゃんと発芽しており、いつの間にか葉も大きくなっています(下写真は5/9撮影)。

ドクダミのなかで元気に育っています。

ついでに、庭の草取りの際に見つけたカシ(アラカシ)の幼木も移植しておくことにします。

樹木と言えば、果樹のほうも元気に育っています。
下写真中央やや右に見えるのは昨年に苗木を植え付けたナシですが、早くも身長を超える高さになってきました(他の落葉樹のクリやモモも勢いがあり、常緑樹のミカンがイマイチと言った感じ)。

上写真でナシの根元で生い茂る巨大な葉っぱは野菜の「ウマイナ」が野草化したものです。
ナシもそうですが、こちらの勢いもスゴイ!
本当に植物の生命力には驚かされます。