サイクロン集塵機」カテゴリーアーカイブ

サイクロン集塵機の自作(5)自動カンナ盤接続

前回、集塵用フードの展開図を描きました。

集塵

材料のトタンは、ホームセンターで最も小さい3尺四方のものを購入してきました。
1枚約700円と安価です。

図面通りに罫書きます(「鉄板なので「墨付け」と言うより「罫書き」と言ったほうが良いのかな?)。
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罫書き線に沿って切り取ります。

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本来なら金切り鋏で切るところですが、手入れ悪く錆び付いています・・・。
ゴミ処分用に購入した万能鋏を使ったところ問題なく切れます。

角材を当てて折り曲げていきます。

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板厚が薄いため、金床や金槌を使わなくても容易に曲がります。

すべて曲げて、仮組みします。
ここまで順調です!

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ところが仮組みしたものを自動カンナ盤の排出口にあてがったところ、サイズはピッタリですが、取り付けできません。
取り付け部分のことを考えていませんでした・・・。
一からやり直しです。

写真上が当初作製したもの。
下が再作製したものです(取り付け部があります)。
(展開図は修正したものを掲載しています。)

<続きます>

サイクロン集塵機の自作(4)自動カンナ盤接続

以前、サイクロン集塵機を自作しました。
また、この集塵機と接続するためテーブルソー用集塵フード?も自作しました。

テーブルソーの以外の電動工具はメーカーオプション品で対応したのですが、あと自動カンナ盤だけが残っています。

この自動カンナ盤は野地板を自動カンナ盤にかけまくるなど酷使しています・・・
(合板の代わりに野地板が使える場合は、野地板を使うようにしています。)
また、大量に発生するオガ屑も畑作に重宝しています。
マイナーな工具ですが、案外、田舎での生活には必需品かもしれません。

大量のオガ屑を排出するので、これまでは畑の近くまで持ち出して使っていました。
倉庫内でも使えるようにサイクロン集塵機と接続したいと思います。

接続用の集塵フードがメーカーのオプション品として用意されているのですが、定価だと2万円近くします。
これまた本体以上の値段です。

自動カンナ盤にはオガ屑の排出口があり、そこに集塵用フードを取り付けられるようになっています。
これなら自作できそうです。

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集塵用フードは箱状のものになりますので、ベニア板を使って作るのが簡単そうです。
でも、ベニア板より鉄板で作ったほうが見た目が良いですね。

鉄板を扱ったことはありませんが、素人でもできるものなのでしょうか???
そういえば、叔父(素人です)がアルミ板で灯篭を作って神社に奉納したと言っていました。
素人でも可能ということでしょう!

アルミ板だと加工は容易そうですが高価です。
メーカーのオプション品を買ったほうが安かったということになりかねません。

倉庫のなかにトタン製の布団入れがあります。
トタンのような薄いものでも箱状のものを作れるということです。
トタンなら安価です。

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この布団入れを観察すると、段ボール箱のように組み立てて作ってあります。

なるほど!ということで、集塵用フードの展開図を描いてみます。

集塵

絵は描けましたが、本当に作れるものなのでしょうか?
とりあえずはホームセンターへ行って、平トタンを仕入れてくることにします。

<続きます>