片付け・整理」カテゴリーアーカイブ

倉庫の整理(17)コンクリート製柵板を棚板として再利用

昨冬、下写真の(雨水)排水路の地中に水道パイプ及び電気ケーブルを埋設しました。

排水路の畑側(上写真で左側)側面はコンクリート製柵板により土留めが施してありますが、上写真で奥の棚板は土圧で傾いてきていたため工事に伴い一時撤去しました。

その後、パイプやケーブルの工事は終わったものの、一時撤去した柵板については復旧せずにいます。
と言うのは、柵板の周囲に笹などの厄介な草が蔓延っており、それはコンクリートが土中の通気を遮断しているためのように感じ、いずれ柵板を積み石に変えたいと考えているからです。
この延長は10m程度ありますが、一度に全てを行うのは大変なため先の工事で柵板を撤去した部分(2m)について石積みを行うことにします。

石は畑の通路に放置してある大きめの玉石を利用します(菜の花が咲いているように実際には今春に行いました)。

石のストックがあるのは良いのですが、上写真のように無造作に放置してあると邪魔にもなるため今回、土留として利用して片付けたいと言う思いもあります。

石積みについては、これまでにも何度かブログ記事にしているため途中の経過は省略し、いきなり完成。

今回施工した区間(2m)だけですが、土水路の側面が左右ともに積み石になりました(右側の側面は5年前、外便所を解体撤去した際に施工)。

今回施工した積み石は畑の縁になるため、何か植栽しようと畝を立てるような感じで整地しておきました。

整地したところには、その後マツバボタンを植栽し、現在の様子が下写真です。

<写真>

ところで、撤去したコンクリート製の柵板が未だに放置したままになっています・・・。
邪魔になるし、何か使い道はないものかと思っていたのですが、ようやく使い道が思い浮んで鉄骨倉庫内に運んできました(サイズ:2,000mm×300mm)。

何に使うかと言えば、鉄骨倉庫内に保管してあるセメントや砂などの左官材を保管する棚にしようと思います。
現在、左官材は下写真のとおり、ぞんざいに保管してある状況です・・・(合成樹脂製の苗箱+合板を使って、とりあえず地面に接しないようにしてあります)。

柵板を安定して据えられるように建築ブロックで基礎を設けます。

こうすれば下部に通気層もでき、保管する左官材にとって良い環境になるでしょう。

建築ブロックのうえに柵板を据え付けます。

建築ブロックの長さ(39cm)に対して柵板の幅(30cm)が10cmほど小さいことから、敢えて後部に隙間を作って空気が出入りするようにしました。

ただ、隙間が10cmと大きいため物が落ちないように丸竹(上写真で朱色矢印)を詰めてあります。

こうして設置した棚に左官材を保管。

意外と良い感じになったため、長さが半分(1m)の柵板を同様に設置して植木鉢を保管しました。

コンクリート製柵板は土留めにも使われていますが、強度的には今回のような棚板として使うのが本来の使い方なのかもしれません。
いずれにせよ、敷地及び鉄骨倉庫内の両方が片付きスッキリしました(^_^)

倉庫の整理(16)野良猫侵入防止扉

主屋に隣接する鉄骨倉庫ですが、これまでに何回かブログ記事にしているとおり少しずつ使い勝手の良いように整備しています。

こうして使い勝手は良くなっているものの、屋根裏のない建物のため今の時期、倉庫内は温室状態です・・・。

温室状態を少しでも解消するため、窓を開けて風を入れるようにしています。
南側は窓がないため扉を開け放しにしたいところですが、扉を開けておくと野良猫が入るため開け放しにできずにいます(過去に野良猫が入って隠れたところに糞をし、それからノミが発生して痒いを思いをしたことがあります・・・)。
そこで、下写真の引き戸に網戸のようなものを取り付けて野良猫の侵入を防止することにします。

この引き戸には網戸用のレールがないため、蝶番(丁番)を使って開閉させたいと思います。
開閉させるには枠が必要になり、何か良い材はないかと探すと下写真の板材が目につきました。

この板材は以前、近所の方にウッドボイラーの燃料として古材を頂いた際、状態が良いため燃やさずに残しておいたものです。

これを板厚(20mm)を考慮して34mm幅で木取り(長さ1.2m)。

こうして木取りした4本の角材をホゾで組んで枠にしたいところですが、厚さが20mmしかないため難しそうです。
そこで、相欠きにより組むことにして加工(スライド丸ノコを使用)。

上下左右4本の部材が揃いました(横桟:870mm、縦桟:1,200mm)。

これらを組みます。

接合はボンドにビスを併用しています。

グラツキはないものの、やはり枠の大きさに対して接合面積が小さいように感じます。
そこで、合板を貼って接合面積を増やしておきます。

ちょうどビス頭が合板に隠れ、見た目も良くなりました。

次に、枠に網を張ります。
網は当初、網戸用のものを考えていたのですが、キチンと張るには周囲に溝を切ったうえ、専用の押さえゴムを使用する必要がありそうです。
今回はそこまでする必要もないため、枠に釘を打ち、それに水糸を張って網の代わりにすることにします。

野良猫の侵入を防ぐだけですので、これで十分でしょう。

開閉できるように上下2箇所に丁番を取り付けます。

そして、鉄骨倉庫に取り付け。

鉄骨倉庫(リップ溝形鋼)へは丁番を取り付けた角材をビス留めしています(タッピングネジを使用)。

完成です!

野良猫が本気を出せば、上を飛び越え(高さ1.2m)、網も突き破れると思いますが、そこまでして中に入ることはないでしょう。

夏の昼間は上写真の状態にしておき、倉庫に出入りする際は今回設置した扉を開閉することになります。
これが意外なことに既存の引き戸を開閉するよりも楽で良く、もう1箇所ある扉にも同じようなものを設置したいと思い始めています。