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脱衣所の暖房とコタツ(ヒーター)の掃除

ヒートショック予防のためトイレや脱衣所を暖房することにし、前回、トイレに電気ヒーター(24時間タイマー制御)を設置しました。

続いて、脱衣所にも暖房器具を設置することにします。
脱衣所は洗面所兼用で2畳の広さです。
最初、小型の石油ファンヒーター(木造9畳まで)を購入して使ってみたところ、直ぐに暖かくなるのは良いものの、部屋が狭いため石油の臭いが鼻を突きます・・・。
また、一酸化炭素中毒防止のため換気口を開けているにも関わらず、灯油中に含まれる水分により鏡や窓に結露が生じます。
結局、トイレと同様、電気ヒーター(下写真のセラミックファンヒーター)を設置することに。

山善 KDSF-VL0819

ホームセンターで買ってきて据えただけなのでブログ記事にするようなことでもないのですが・・・。
ただ、セラミックヒーターとしては少し珍しいサーモスタット機能付きの機種を選びました。

上写真のとおり本体上部の切り替えスイッチにより温度を設定できるようなっており、室温が設定温度になると自動的に停止します。
脱衣所は薪ストーブが設置してあるLDKに隣接しているため、ドアを開ければ暖かい空気が脱衣所に流れ込みます。
このためお風呂に入るときは良いものの、お風呂から出たときに寒さを感じます。
そこで、入浴時もセラミックヒーターを運転させておくのですが、そのときサーモスタット機能があると無駄に電気を消費せずに済むと言うわけです。

こうしてセラミックヒーターを買い直したことで、最初購入した石油ファンヒーター(木造9畳まで)が不用になりました。
ちょうど、6畳間に置いてある石油ファンヒーターが古いことから、それと入れ替えることにします(下写真で手前のものが旧。奥が新)。

古いものも今のところ問題なく使えているのですが、購入日を確認したところ2004年1月とあり、なんと17年(18シーズン)も使っているではありませんか!

石油ファンヒーターは構造が複雑なため、いくら問題なく使えたとしても古いものは一酸化炭素中毒や火災のリスクが高いです。
ちょうど買い換える良い機会になりました。

ところで、この6畳間は一昨年の夏に避暑部屋にするためDIYにてエアコンを設置しました。

ランニングコストは石油ファンヒーターよりもエアコンのほうが小さいそうですが、どうにもエアコンの暖気が好きになれずファンヒーターを使っています(そもそも部屋が狭くて暖房がよく効くためランニングコストの差は僅かだと思います)。

また、上写真に写っているとおり、この部屋にはコタツも置いてあります。
コタツに潜って畳のうえで寝るのが至福のときです(^_^)
暖かさでは薪ストーブに敵いませんが、苦労して薪を調達する必要もありませんし、コタツなら電気消費量もたかが知れています。
案外、日本古来のコタツが最強の暖房器具かも知れないと感じる今日この頃です。

ところで、昨秋、このコタツに布団をセットする際、ヒーター内部の埃が目につきました。
そう言えば、ファンヒーターはシーズンオフに掃除・点検しているけど、コタツは行っていなかったような・・・。
とりあえず、掃除機で埃を吸い取ろうと思いヒーターユニットを取り外し。

ところが、明るいところで見ると綿埃の量が半端ないです!
分解せずには除去できそうにない状態なのでカバーを外してみると・・・

これは酷い!!
火事になっても不思議ではない状態です。

中央にあるファンのケースを外すと、これまた酷い・・・。

このようなファンがあるヒーターユニットは珍しいように思いますが、ファンが埃を吸い寄せた面もありそうです。

作業中の写真は撮り忘れましたが、綺麗に埃を除去して元通りに戻しました。

このコタツも先のファンヒーターと同じぐらいの年数(20年)が経っていますが、部品(石英管等)に劣化等は見受けられないため、まだまだ使える感じです(コタツユニットは交換部品として3,000円程度で市販されています)。
ただし、シーズンオフの掃除・点検は欠かせません。

トイレの暖房:24時間タイマー制御

暦のうえでは春とは言え、一年で最も寒さの厳しい時期を迎えています。
暖房の有り難さを感じる時期でもありますが、その暖房器具について我が家は4年前から薪ストーブをメインにしています。
薪ストーブはパワーがあって部屋の壁や柱などの木材にも蓄熱するようで、薪ストーブがあるLDKは翌朝になっても底冷えすることがなく助かっています。
一方、朝一番に使うトイレや脱衣所(兼洗面所)の寒さが気になってきました。
と言うのは、高齢者は温度差によってヒートショックを起こすと耳にするからです(私自身は寒い方が目が覚めて良いぐらいなのですが)。
我が家も母が後期高齢者入りしましたので、今冬からトイレや脱衣所に暖房器具を設置することに。

まずはトイレの暖房器具について。
トイレと言えば、1年前に換気扇(パイプファン。下写真で天井の手前側にある正方形状のもの)を設置しました。

これとは別に外壁側に自然換気口がありますが、冬季は寒さ対策のために閉じてあります(換気はパイプファンのみ)。
トイレの広さは1畳と狭く、3方の壁には断熱材(グラスウール)が入っているものの屋外に面しているため、よく冷えます。
ここに設置する暖房器具は広さや取り扱いの容易さからパネル形状の電気ヒーターが良さそうです。
電気ヒーターはスイッチオンとともに暖かくなるとは言え、常時ONにでもしていない限りトイレに入ったときは寒い状態です。
ヒートショック防止の観点からはヒーターの能力よりもトイレに入ったときに既に寒さが和らいでいるほうが重要ではないかと思います。
そこで考えるのが低出力のヒーターを常時運転させることです。
ネットで調べると下写真のような超小型のパネルヒーター(実売価格で5,000円程度)が市販されています。

山善 ミニパネルヒーター DP-B167

一般的な電気ヒーターの消費電力が1,000Wを超えるのに対し、これは何と160Wしかありません(電気代4.3円/h)。
160Wでは白熱灯に毛が生えた程度の能力ですが、1畳間で常時運転させれば、ある程度は寒さが和らぐのではないでしょうか。

と言うことで購入して設置したところ、ほんのりとトイレ内が暖かくなります。
決してホカホカではありませんが、意外にもこうした熱源があるだけで安心感が得られて良いものです。

あと実際に使ってみると常時運転させなくても起床の1時間程度前にONにすれば十分のような感じです。
こうした操作を自動で行うには下写真のようなタイムスイッチ(24時間タイマー)を使いますが、タイムスイッチは電気配線が必要になるうえ高価(5,000円程度)です。

Panasonic TB171N

そこまでするのもどうかと思っていたところ、ホームセンターで下写真のような簡易的な24時間タイマーを発見!

REVEX PT25

これはコンセントに取り付けられて価格も1,000円弱です。
早速購入して取り付けようとしたところトイレのコンセントは壁の端にあり、ここに取り付けてはタイマーの操作ができません・・・。

延長コードを使ってみるものの、これでは操作しにくいうえタイマーを床上に置くことになります。

操作しやすい場所(壁)にコンセントを新設することも考えられますが、狭いトイレにコンセントが2箇所あるのもどうかと・・・。
コンセントを新設せずにタイマーを操作しやすい場所に設置する方法はないものか?
そう言えば、昔のナショナル(現パナソニック)のテーブルタップには固定用の金具が付いていたなあ。
現行のものはどうなっているのかホームセンターで確認すると今も金具(下写真で朱色矢印)がついています。

Panasonic WH2163K

ところで、こうしたコードを固定することは法的に禁止されているにも関わらず、このような固定用金具が存在しても良いのでしょうか??
まさか天下のパナソニックが違法商品を製造販売することはないのでしょうが、気になって取扱説明書を調べてみると「一時的」に固定するためのものだそうです。

このテーブルタップは単体で販売されているものですので、延長コードとして使うにはほかにキャップ(下写真で右側)やコード(VCTF 2SQ)も入手して自作する必要があります(電工資格は不要)。

このように自作する場合、コードの長さを自由に決められるのが良いです(今回は1.2m)。
費用面では一体の市販品を買うよりも高くついてしまいますが(今回の場合、計600円程度)、将来一部が悪くなった場合にそこだけ取り替えて長期使える利点があります。

こうして自作した延長コードにタイマーをつけると下写真のようになりす。

トイレの壁にビスを取り付け、そこにテーブルタップ(の金具)を掛けます。

タイマーの側面には「タイマー」or「常時通電」の切り替えスイッチがついており、「常時通電」にすることでタイマーの設定とは無関係にヒーターをONにすることができます。

ヒーターの電源コードをタイマーに接続。

そして、延長コードをコンセントに挿せばタイマーが始動します。

タイマーは「5時半入り」「9時切り」に設定してあります。

設置完了!

タイマーをつけても意外とスッキリ設置することができました。
暖房が要らない季節になればヒーターとともにタイマーや延長コードも片付けるつもりです。