ブログ」カテゴリーアーカイブ

主屋の収納(1)座布団収納箱の活用

主屋(古民家)の改修工事を行なってから早いもので5年が経ちました。
この工事では、縁側の床を張り替えてもらいました(下写真は施工直後に撮影)。

床板は檜の無垢材で、最初は上写真のとおり白っぽい色をしていたのですが、年1回を目標に亜麻仁油を塗布していることもあって良い感じに変色してきています。
ただ、年1回と言えども亜麻仁油を塗布するのは手間がかかります。
ちょうど、蜜蝋ワックス(亜麻仁油よりも耐久性あり)が手に入ったことから塗布することに。

蜜蝋ワックスは自然素材のため扱いやすく、塗布もしやすいです。
ただ、ツルツルになり、靴下を履いて歩くと滑りそうになるのが難点です(取説に従ってケチケチ塗りしているのですが、それでもよく滑ります)。
これだけ滑りやすければと障子の滑りも良くなるだろうと敷居にも塗布しておきました(これまでは亜麻仁油や蝋燭:パラフィンを使っていました)。

ところで、この縁側の奥には押入れ(5年前の改修工事で設置。1枚目写真を参照)があり、来客用の布団を収納してあります。
手前側にもスペースがあるのですが、障子がある関係で押入れにはしていません。
ただ、デッドスペースにしておくのも勿体なく、このスペースを活用して座布団(10枚程度)と掃除機を収納したいと思っています。
ちょうど、土蔵2階に使っていない座布団収納箱があり、それをここで使うようにすれば良いのではないかと思いつき、早速、運んで仮置きしてみました。

この座布団収納箱は母の嫁入り道具の一つです。
嫁入り道具と言えば、祖母のもの(茶箪笥ミシンテーブル)は再生して使うようにしていますが、実は母のもの(洋服箪笥等)は既にほとんど処分してないのです・・・。
今回、この座布団収納箱を有効活用することで、母の嫁入り道具も残せて一石二鳥です(^_^)

この収納箱は座布団専用ですので、当然、座布団を収納するには最適です。
ただ、こうしたものを縁側の端に置けば隙間にホコリが積もって掃除に苦労することが目に見えます。
そこで、掃除の際に容易に移動できるように収納箱にキャスターを取り付けることにします。
キャスターの取り付け方法を検討するため底を確認。

基本的に合板を組み合わせた造りになっています。
このままではキャスターを取り付けられないため、底の四隅に三角形の板を張ったうえ取り付けようかとも思ったのですが、床の状態や荷重のかかり方によって箱が歪んでしまうかもしれません。
ここは底全体を1枚の合板(12mm厚)で支えることにし、底のサイズで合板を切り出します。

収納箱と合板とは釘などで接合することはせず、上写真のとおり合板側にストッパー(小さい幅で切った合板)を取り付けて固定することにしました。

裏側にキャスターを取り付けます。

今回は一定方向にだけ移動させたいため、4輪とも固定タイプのキャスター(車輪径25mm)を使っています。

このキャスターの耐荷重10kgfとなっていますので、4輪で40kg。
今回は40kgfあれば十分でしょう。

これを収納箱の底に嵌める形で取り付けます。

これでキャスター化が完了。

座布団収納箱の上には掃除機を置きたいと思っています。

天板はペラペラの合板で、掃除機でさえも置けばたわんでしまいます。
これも合板(12mm厚)で補強することにし、収納箱と同じサイズで合板を切り出します。

また、合板のままだとホコリや汚れが付着して掃除しにくくなるため塗装などを施したいところです。
今回はクッションフロアを貼ることにし、縁側の床と同じような模様のものを購入してきました。

クッションフロアはホームセンターで10cm単位で切り売りしています(91cm幅、50円/m)。
ただ、幅は一定(91cm)のため、どうしても余りが生じます。
この余りをどう切り貼りすれば最小限の購入で済むか売り場で悩んだ結果、50円の節約に成功しました!(プラゴミの抑制)

クッションフロアを貼るには通常は専用の接着剤や両面テープを用います。
しかし、塩ビ素材と木材との接着であればゴム系の接着剤(下写真はボンドG10)でOKでしょう。

接着剤が硬化するのを待って、余分なクッションフロアをカット。

クッションフロアを切り貼りしたものの綺麗に仕上がりました。

座布団収納箱のうえに設置し、そのうえに掃除機を収納。

これで、客間に出しっぱなしになっていた座布団や掃除機が片付きスッキリしました(^_^)

木製サインプレートの自作

今夏も酷暑で、一時期はとても屋外で作業できるような状態ではありませんでした。
一方、暑いほどに気持ち良く感じるのが水仕事。
と言うことで、この夏の間に自宅の全ての網戸を水洗いしました。

上写真に写っている散水栓(井戸水を水源)は2年前に長靴やスコップなどの道具を洗いやすいように設置したものですが、網戸などの大ものを水洗いするのにも重宝しています。

網戸がサッパリしたついで障子(窓や引戸本体のこと)も掃除。
そのとき、なんとかならないものかと感じたのが玄関の引き戸です。

玄関の引き戸は上写真のとおり4枚の引き分け戸になっています。
もちろん中央の2枚を開閉させるのですが、どちらか一方の障子(戸)を閉める際、勢い余ってもう一方の障子を押して少し開いてしまうのです(引き分け戸の欠点です)。
このため、網戸にしている夏以外は片一方の障子が動かないように施錠してあります。
こうしていても、我が家の者はどちらの障子が開くか知っているので問題ないものの、困るのは来客者で1/2の確率で戸が開かず、まさに「戸」惑ってしまいます。

来客者が戸惑わないように開くほうの障子にサインプレートをつければ良さそうです。
サインプレートは様々なものが市販されていますが、さすがに今回のような開くほうの障子を示すようなものはないかと思います。
そこで、端材を使って木製のサインプレートを自作することにします。
サインプレートの障子への取り付けは障子の縦桟が使えそうです(いつも掃除に苦労している縦桟が役に立つとは!)。

端材に縦桟の幅と間隔で溝を切ります。

下写真が端材の表側で、ここに文字入れをします。

これだと少し存在感が大きくなりそうに感じるため、トリマーを使って大きく面取りしてソフトな印象に。

ここで一旦、障子に取り付けて問題ないか確認します。

問題、大ありです!
障子を開ける際、プレートが引っかかります・・・。

引っかからなくなるまで表側を削り落とします(先に施した面取りも小さくなりました)。

文字入れはレーザー彫刻機(いろいろと活躍しています!)で行うことにして、図柄はシンプルに下図のものを考えました。

レイアウトの関係で「Welcome!」と入れてみましたが、我が市はブラジル人の方が多いのでポルトガル語「Seja bem vindo!」にしたほうが面白かったかも(^_^)

レーザー彫刻機で彫刻。

ところが、レーザー彫刻機が途中で暴走し、上写真のとおり最後のほうが彫刻できていません・・・。
この機械の定格運転時間は短い(30min)ので、途中で休止(休憩)を入れてやらないといけないような感じです。
この辺りがDIYモデルの限界ですね。

仕方なく、彫刻できなかったところを彫刻刀で手彫りします。

レーザー彫刻機で彫刻すると黒く焼けた色が付くため墨入れする必要がなかったのですが、手彫り部を含めて墨入れもしなければならなくなりました。

墨入れすることにし、その前処理として、との粉で目止めしておきます。

墨汁を使って墨入れ。

上写真のとおり適当に墨入れしても、はみ出したところは表面をサンディングすれば消えるはず。

消えるはずですが、目止めの状況や木材によっては下写真のとおり残るため注意が必要です・・・。


百均のニスを塗って仕上げます(2回塗り)。

障子に取り付けます。

アルミ製の障子に対して木製のサインプレートはどうかなとも思ったのですが、それほど違和感はありません(木製建具ならもっと馴染むはず)。

今回作ったサインプレートは縦桟のあるところであればどこでも取り付けられますが、目線と、障子の引手の中間ぐらいになるように取り付けました。

果たしてサインプレートの効果のほどは??