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里山整備2017(9)ゴミ処理の方針

前回のブログ記事で里山に投棄されているゴミの状況について書きました。

ゴミの量が半端なく多く、とても個人の手に負えるものではないと感じ、市の担当部署に相談することにしました。

その結果、結論としては「個人敷地内の投棄ゴミ(家庭ゴミ)は地権者が処理せざる得ないが、条例の規定に基づき許可を得れば市の処理施設への搬入が可能」とのこと。

幸い軽トラを所有していますので、それで運搬できます。
それと、以前、主屋や倉庫の片付けで出たゴミを軽トラ100往復!して処理施設に運んだ経験(下写真)がありますので、ゴミの分類・搬入には慣れています。

ところで、そのときは約3年をかけて毎週末、軽トラで処理施設まで1往復して運んだのですが、一時は次々と出てくるゴミにキリがないのではないかと感じたものです。
しかし、軽トラ100車に達しようとする辺りで、それまでは軽トラ満載で運んでいたが急に減り、片付けが終了しました。

これまでに、古民家再生に取り組んでいる多くの方のブログを拝見しましたが、そのほとんどの方は最初の試練として膨大なゴミの処理に苦労されてみえるようです。
そして、処分したゴミの量は我が家と同様、軽トラ100車分にのぼったというブログ記事を散見します。
100年の古民家とすれば1年に軽トラ1車分のゴミが溜まっていった計算になりますが、実際には昭和30年代(高度成長期)以降に激増したモノが大半を占めている状況です。

現在では自治体によるゴミ回収がおこなわれていることから、こうして大量生産・大量消費されたモノのゆく末を知らずにすみます。
しかし、モノを溜め込むことの是非は別として、こうしてモノで溢れゴミ屋敷化してしまう状況に接すれば大量生産・大量消費の世の中の危うさを感じるものかもしれません。

閑話休題

里山に投棄されているゴミについて、市の処理施設に搬入すべく許可申請をおこなうとしても、今後どのように作業を進めていくか。
このゴミが投棄されている場所はヤブ蚊やマムシの巣窟になっているため、夏場は危険で作業できません。
このため冬季(の週末)のみ作業することになりますが、これまでの経験!?とゴミの量から少なくとも3年(シーズン)は要すると感じています。

そこで特に状態が悪い箇所を優先するとして、湧水が空き缶などに溜まり異臭を発しているところ(下写真)を今シーズンに片付けることにします。

今シーズンにできる時間は残り少なくなってきましたので、市の処理施設へは夏にでも運べばよいとして今はゴミの回収に注力します。
具体的には市指定のゴミ袋を持って谷へ降り、ゴミを拾って引き上げてくるだけです(上から捨てるのは楽チンですが、谷底から引き上げてくるのは大変です・・・)。

千里の道も一歩からと言うことで、朝活(早起きしての1時間)で3袋を回収(ブログ記事は遡って書いており、実際には3月頭から作業しています)。

長い道のりになりそうですが、果たしてゴミ袋何袋分、軽トラ何車分になることやら。

<続きます>

里山整備2017(8)本物のゴミ投機

里山の整備により山の中にも光が差し込むようになり、特に今の季節、山中を歩くと本当に気持ち良く感じます。
しかし、こうして整備した今でも薄気味悪く感じる場所が残っているとして、前回のブログ記事においてその箇所(下写真、剪定屑などのゴミを投棄していた場所)の現状を紹介しました。

上写真は3年前の整備後の状況ですが、斜面の上部にある大きな塊が剪定屑などのゴミです。

「ゴミ」と言っていますが、もちろん剪定屑は自然のものですので徐々に腐り早晩、跡形も無くなるものです。
下写真が現在ですが、3年の歳月で下方に落下するとともに体積が減っているのがわかります(剪定屑が腐ったものは腐葉土になっています)。

ところで、上写真には剪定屑などのゴミ(緑色)だけではなく、それ以外のゴミ(朱色)も写っています。

その部分を拡大すると・・・大量のゴミが!!

先の剪定屑などは本来、ゴミと呼ぶのは相応しくないものですが、こちらはまさに「本物のゴミ」です。

なぜこのように大量のゴミが投棄されているのか疑問に思いますが、聞くところによると、ひと昔前まで田舎ではゴミの回収がなかった(真偽不詳)ため、不燃物は山に投棄していたそうです。
こうした背景があるなか、昭和30年代にこの谷の斜面が崩れ(下図)、それを埋めようとして?亡き父が瓦礫や不燃物を捨て始めたのをきっかけにしてゴミがゴミを呼ぶ事態になってしまったようです。

ゴミが投棄されていても谷で目につかないため特に構わないように思いますが、実はヤブ蚊の大量発生の原因になっていて困っているのです。
大量に捨てられている缶やビン、各種容器(下写真)に雨水が溜まっており、夏に見るとボウフラがウジャウジャ(それ以前にヤブ蚊の猛襲があるため雨合羽で完全防護です)。

上写真には自動車のバッテリーも写っていますが、容器が劣化し電解液が漏れるとヤバそうです(バッテリーは既に6個回収)。

下写真の箇所は斜面の中ほどから地下水が湧出していますが、湧水がその下にある空き缶などに溜まることになります。
そして溜まった湧水が腐り、異臭が発生しています。

これは尋常ならざる状態だと感じ、とりあえずは湧水が出ているところだけでもゴミを撤去してみようと少し取り除くと・・・。

地表に転がっているだけではなく、相当な深さまで埋まっている模様です・・・。

ここまで酷い状況だと、もはや個人の手に負えるものではなさそうですし、こうした問題をひとりで抱え込んでいてもろくなことはありません。
そこで、市の担当部署に相談することにしました。

<続きます>