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里山再生:スギの伐採とハスクのソーチェーン

今冬も自宅に隣接する里山整備として、樹木や竹の間伐、そして投棄ゴミの回収を行っています。
ゴミが投棄されているのは下図で左下の谷部分になりますが、ここの斜面は雨樋の故障や昭和30年代に起きた竹の一斉枯死を引き金として崩壊したことがあります(そして、谷を埋めようと瓦礫などを棄てたことをきっかけにゴミがゴミを呼ぶ事態へと進展)。

このため私の祖母は、斜面崩壊の進行を食い止めるとともに地盤を強固にすべく、斜面の肩部分に杉の苗木を植えたと聞いています。(上図で緑色丸印)。
その後大きく成長し、そのお陰もあって再び斜面が崩れるようなことは起きていません。

しかし、これらの杉も里山の荒廃に伴い竹の勢いに押されつつありました。


<整備前の写真>

下写真の中央付近には倒壊した杉(倒壊していたものを里山整備で切ったため切り株のみが残置)が写っています。
山側からは竹の勢いに押され、自宅敷地側からは剪定屑などが大量に投棄され、いよいよ耐えられなくなったようです。


<整備途中の写真>

4年前に里山整備を始めた際には、最も谷側の杉が特に竹に埋もれて元気がなさそうな状態でしたので、竹を間伐することで光や風が当たるようにしました。

竹の勢いに押されていたため、山側には枝がほとんど無い状態です。

その後、元気になってくれることを期待していたのですが、昨春には葉が緑色になることはなく、ついに枯れてしまいました。

枯れても今すぐに倒壊することはないと思いますが、風下側には離れが建っているため、そのまま放っておけば屋根(瓦葺き)を破損しかねません。
また、倒壊時には根株が斜面を削ってしまうかもしれませんので、早めに伐採することにします(実際には昨年10月に実施)。

離れが隣接するためロープで誘引して伐倒するつもりが、他の木が邪魔をして梯子を掛けられずに断念。
伐倒方向を受け口だけでコントールして伐倒。

なんとか伐倒できましたが、実は追い口を入れるときにチェンソー(ガイドバー)が挟まれてしまいました・・・。
山側(伐倒方向の反対側)は竹が迫っているため、伐倒方向に木の重心があるものと思い込んでしまったのですが、実際には山側に重心があったのです。

そんなことで楔を打ち込みましたが、そのときに楔がソーチェーンに接触。
ソーチェーンを破断してしまいました・・・。

2年以上使ったものとは言え、まだ使える状態でしたのでショック(T_T)

伐倒した杉は昭和30年半ばに植樹として樹齢50年強。
根元で直径25cm弱です。

伐倒時の失敗はソーチェーンの破損だけではなく、後日わかったのですが離れ2階の雨戸(戸袋のカバー部分)を凹ませてしまっていました・・・。
下から見上げた以上に大きく枝が張っていて、倒れる際に雨戸をかすめていったのです。
凹みを直すため、二連梯子を掛けて一旦取り外し撤去。

凹んだ部分を裏側からゴムハンマーで叩いて戻します。

直したものを元どおりに取り付け。

横着したり、早く終わらせようと急いで作業とすると道具を破損したり、余分なことまでしなければならなくなると言う悪い見本です・・・。

ところで破損したソーチェーンですが、破断箇所を見るとドライブリンクを繋ぐ「タイストラップ」と呼ばれるものが欠落していることがわかります。

このタイストラップとリベットがあれば直せるのだろうか?と思い、ネットで調べてみたところ、専用の道具が必要になるものの可能なようです(もちろん私のような素人が行うのは危険)。

そして、どうやらソーチェーンはロール(長さ100ft.など)でも入手できるらしく、ソーチェーンを大量に使う本職の中にはロールで購入してタイストラップやリベットで繋いで使う方もみえるそうです。

ロールで購入すれば単価が安くなるわけで、ロールのものを加工して販売されている店舗もネットで見つかりました(Yahoo!の店舗)。
その店舗では私が使っているソーチェーン(オレゴン25AP76)と同等のものが、送料・税込で2,000円と安価でしたので購入してみました(オレゴンのものは2,500円程度)。

ソーチェーン自体はハスクバーナのブラインドです。
ソーチェーンは日本ではオレゴン社独占のような状況ですが、世界的にみればハスクバーナが占める割合のほうが大きいようです(ネット情報)。
で、このハスクバーナのものを現在使っているのですが、今のところ全く問題なく満足しています(あくまでも素人の感想)。

果樹園の再生(17)剪定屑の片付けとナシの植え付け

昨年、木質資源を燃料にできるボイラー(ATOウッドボイラー)を導入し、年明けからほぼ毎日のように使っています(導入に関するブログ記事のほうは更新が大幅に遅れています。時間の経過とともに書くのが億劫になりつつあり・・・)。

ウッドボイラーの燃料室は広いため、木質資源であれば種類を選ばないので大変重宝しています。
例えば、下写真は昨年伐採した樹木の枝(1年間雨晒し)で、薪としては細いですが、焚付けとしては太すぎるため薪ストーブでは使いづらく感じています。

しかも、長さが1m弱あるため、薪ストーブで使うには短く玉切りする必要があります。
それがウッドボイラーなら、そのまま投入できるため手間がかかりません。

こうしてボイラーの炉内で燃えている様子を眺めていると、重荷だった里山が、恵みの山へと180度転換したかのように感じます。

里山だけでなく、田舎の広大な自宅敷地も少し管理すれば大量の木質資源(剪定屑など)が発生します。
それらを野焼きするにしても、荒れた里山への延焼やダイオキシン問題などから安易にできる状況ではありません。
軽トラで自治体の処分場に持ち込むにしてもキリがありませんし、何より馬鹿馬鹿しいです。
そんなわけで処分に困ったものは敷地内に山積みしてあったのですが、それらも薪ストーブに加えボイラーの稼動で急速に片付きつつあります。

上写真の山は3、4年前に積んでいたもので、地面に接したところは腐りつつありますが、ほとんどはそのままの状態です。
一方、この山を覆う蔓草が年々太りつつあり、そのうち手がつけられなくなるのではないかと心配していたのですが、ボイラーの燃料として使うことで無事一掃することができました。

この剪定屑の山があったのは下図に朱色矢印で示す場所(42番)になります。

この周辺は果樹園にすべく一昨年から苗木を植えているエリアですが、この場所は剪定屑の山があったため植えることができずにいました。
この山がようやく片付いたことから、果樹(ナシ:豊水)の苗木を植え付けることにします。

一昨年から果樹を植えてきましたが、このエリアについてはこれで完了です(カキ4本、ナシ4本、クリ2本、イチジク1本)。

樹下はクローバー(カリフォルニアラジノ)で被覆すべく昨秋に播種しています(今のところ変化はありません)。

<続きます>