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庭の整備(51)蓮の植え付けとメダカ

前回、睡蓮鉢(昔の米搗き臼を再利用)を設置しました。

睡蓮鉢と言う名称から「睡蓮」を植えるものと思っていたのですが、ブログのコメント欄で海子さん(ハンドルネーム)から「蓮」も同様にして育てることができると教えていただきました。
しかも、蓮の葉は仏壇やお墓に供えることができるとのこと(蓮は仏花)。
我が家は仏教ですし、主屋の古民家にも蓮のほうが合いそうです(睡蓮→モネの絵画→洋風!?)。
そういうわけで、睡蓮から蓮を栽培することに変更!

時期的(5月連休時分)に蓮の苗(レンコン)を入手したいと思っていると、叔父から「浄土真宗高田派の本山(近くにあります)に蓮の会があり、その会員になると苗(株分け)を頒けてもらえる」と言う情報を入手。
しかし、調べてみると年会費が1万円と高額のため(どうりで豪華絢爛な寺院が建つはずです)、フリマで千円の苗を調達。

蓮と言っても園芸用のもの(花蓮)で、出品者によると品種は「小舞妃」とのことです。

「泥中の蓮」と言われるように、蓮の苗は泥のなかに植え付けます。
ちょうど草刈りのために田圃に行くことがあるため(五月連休前後)、そのときに田土を採ってくることにします。

草刈り後、バケツ1杯分の土を採取。

土を採取する際、実はなんとなく土が汚いように感じて最初スコップを使っていたのですが、そのうち直に触れるようになると田土の感触はなんとも心地良いもので、汚いと思う気持ちも吹き飛びました。
私自身、ブログに書いているとおり比較的自然と接することが多いものの、それでも随分と自然から離れたところに来ているものだと思わざるを得ませんでした。

さて、採取した田土は睡蓮鉢に直接入れても良いのですが、今後の管理や株分けを行いやすいように別の鉢に入れ、この鉢を睡蓮鉢の中に沈めることにします。
睡蓮鉢の中に入るサイズの植木鉢を用意し、底に田土を敷いて蓮の苗を据えます。

そして、鉢の上部まで埋めます。

この植木鉢を10cm程度浸水させるようにしたいのですが、このまま睡蓮鉢に入れては水深が深くなりすぎるため適当な高さの植木鉢を入れて上げ底します。

蓮の苗を植え付けた鉢を据えて水を張れば植え付け完了です。

ただ、このままでは夏にボウフラの温床になること間違い無しです。
ボウフラ予防のためにメダカを入れるとしても、近所の川や水路からメダカが消えて久しいです。
ホームセンターに行ってみると売ってはいるものの、なんと1匹500円(改良メダカ)もします!
15匹程度入れるとしてメダカに1万円近くかけるのもどうかと思っていると、たまたま近くにメダカを飼育されている方がみえて頒けてもらえることになりました。

上写真が頒けていただいたメダカで、全部で15匹程度います。
全て改良メダカで、楊貴妃(朱色のもの)、三色、ミユキ(銀色のもの)と呼ばれる種類のものだそうです。

これらのメダカを睡蓮鉢の中に放します。

写真では伝わりにくいですが、メダカが泳ぎ回っている様子は、なんとも良いもので見飽きません。
上写真は蓮の苗を植え付けてから約1週後のもので、早くも芽が伸びて葉が開いています。
とは言え、まだまだ小さくてメダカの隠れ場所として不十分なためホテイ草(ホテイアオイの園芸種)を入れてあります。

そして、現在の様子が下写真です(苗の植え付け後、約ひと月経過)。

蓮の葉が増えて大きくなってきました。
まだ浮き葉のため現状では睡蓮のように見えますが、これから蓮らしい立ち葉が出てくるそうです。

ちなみに、今回設置した睡蓮鉢を少し離れたところから眺めると下写真のような感じになっています。

敷石(昨春に再生)を挟んで右手に祖父が整備した坪庭、そして左手に私が整備した睡蓮鉢が並ぶ形になっています。
坪庭に比べて睡蓮鉢がショボく感じますが、蓮の花が咲けば見栄えがすることでしょう。

庭の整備(50)睡蓮鉢とタマリュウ

前回、竹の筧を更新しました。

ところで、この筧の右隣には盆栽棚があります。
この盆栽棚を設置する際、昔の石臼を有効活用して鉢植えの台(下写真で朱色矢印。写真は昨夏撮影)も設けたのですが、これが芝刈りの邪魔になるのです。

芝生の端部にあるのであれば芝刈りの支障になることはないのですが、島状に配置すると厄介です。
しかも、北側の影になるところは芝の生育も悪くなると言うオマケ付きです(写真では分かりにくいです)。
そこで、この鉢植えの台は無くすことにし、基礎の石臼も撤去することにします。

石臼の撤去跡には、前回、筧を更新する際に剥がした芝を流用して張っておきます。

芝生内に島状に配置したものと言えば、昨秋に設置した睡蓮鉢(下写真:昨秋撮影、米搗き臼を転用)もそうです。
そろそろ睡蓮の植え付け時期が近づいていますが、このままでは芝刈りの邪魔になること必至です。

ところで、芝庭を整備する際、排水路を設けるため境界にレンガを設けたのですが、それが良い具合に芝刈りの邪魔にならないのです。

写真は電動式の芝刈機。現在は刈払機を使用

そこで、睡蓮鉢の周囲も同様にレンガを使って縁石(芝の根止め)を設けることにします。
また、この機会に睡蓮鉢の設置場所を玄関前に変更します。

玄関の左手には坪庭(広さ1坪)があり、昨年に再生した敷石(石畳)を挟む形で玄関の右手に配置しようと言う考えです。

坪庭は祖父の代に造られたものですが、それに負けないものを造らねばなりませんね!

レンガの縁石は睡蓮鉢の形状に合わせて(半)円形(R=540mm)にすることにし、図を描いてレンガの配置方法を検討します。

レンガをカットして繋げることで擬似的な円形を作るわけですが、コンピュータ(CAD)によると2辺をそれぞれ約18mmで斜切りすれば良いとのこと(私の算数能力では算出不能・・・)。

コンピュータの指示寸法通り、ディスクグラインダー(ダイヤモンドホイール装着)を使って両面から切り込みを入れます。

切り込み箇所にレンガ用タガネを打ち込んで切断します。

同寸法で9個の加工完了。

これが本当に円形になるのか、設置場所に仮置きして確認してみます。

設計寸法で組み上がりました。
当たり前とは言え、コンピュータもなかなかやるものです。

こうして配置したレンガの外周で芝を切り、内側の芝を剥がします。

この箇所の芝張りは表層の砂利だけを撤去し、まき芝により行ったところです。
このため、土中から出てくる砂利をフルイ分けておきます。

芝自体は、束にして販売されているものと同じような状態で剥がれてきます。

このように芝の根は非常に浅く、このため芝張り時においては表層部の土壌改良だけでも問題ないわけです。
このことは逆に見れば、芝生では深層部への土壌改良の効果は期待できないと言うことになります。
欧米では見渡す限り芝生だけが広がっているになっているようなところがありますが、絵葉書的に美しいものの土壌としては貧しいのではないかと思います。

閑話休題。

芝を剥いだところに、まずは睡蓮鉢を据えることにします。
しかし、睡蓮鉢は昔、米搗き臼(陶製)として使われていたもので、側面にある亀裂から水が滲み出るのです。

この半年の間に鉢内の水が減るようなことはなく、漏水量は僅かなのですが、亀裂部は常に水分が補給されるため苔が生えてきています。

これが石製の睡蓮鉢なら風情があって良いと喜ぶところですが、陶製のため亀裂の拡大などの悪影響を及ぼしかねません。
そこで、据え付ける前に一旦、水を空にして止水しておくことにします。
こうした用途に用いる止水材にはいろいろあるようですが、今回は一般的なシリコンシーリング材を使うことにします。
シリコンシーリング材は外壁や浴室にも使うように水密製・耐候性を有しており、この程度の亀裂であれば最適の止水材なのではないかと思います(あくまでも素人考え。変性シリコンシーリング材は水密性が劣るようです)。

睡蓮鉢の内側から亀裂部分にシーリング。

昨秋に睡蓮鉢を設置した際は、石臼の石を基礎にし、その上に据えました。

しかし、これだと見た目にも安定感がありません。
それでは、米搗き臼として使われていたときはどうなっていたのかと言うと、下写真のとおり土中に埋められていたようです。

これにならって下部(1/3程度)を土中に埋めて据え付けることにします。
睡蓮鉢の据付場所に穴を掘り、その底に砂利(先にフルイ分けしたもの)を敷き詰めます。

レベルで水平を確認しながら据え付けます。

続いて、境界部にレンガを据え付けます(コンクリート等は不使用)。

さて、睡蓮鉢とレンガとの間のスペースをどうするか?
少し綺麗目の小石を敷き詰める案が思い浮かびますが、やはりここはタマリュウで植栽することにします(馬鹿のひとつ覚え!)。

芝を剥がした分だけ土が減っているため、これを補足する山砂を建材屋さんで購入(軽トラ1.5車分。今回はこの一部使用)。

山砂を投入、敷き均します。

タマリュウは先日、シバザクラを植栽したときにポット苗(10ポット)を一緒に購入してありますので、それを植え付けます。

ケチってポット苗の数が少ないため隙間があいています・・・。
2〜3年もすれば埋まるでしょうし、その成長過程を見るのもまた楽しみです(実際には雑草取りに追われることになります)。