2017整備」カテゴリーアーカイブ

里山整備2017(4)伐採木の利用

前回、畑側にせり出している樹木の一部を伐倒しました。

上写真は樹高10m程度のシロダモです。

このシロダモの幹を薪用に玉切りしたのが下写真です。

太いもので直径25cm。
これだけ太くなるには長い年月がかかっているのでしょうが、薪ストーブの薪としてアッという間に無くなってしまうのでしょうね。

枝葉については、薪用と、細かい枝葉に分けてバラします。

1本の木からこんなにたくさん(一輪車の大きさと比較)の枝葉が発生しました。

細かい枝葉も、このまま置いておけば1年後には自然と枝と葉に分かれ、枝部分は薪ストーブの焚き付けとして使えます。
ただ、今シーズンは柿の木を大規模に剪定していることから、細かい枝の焚き付けは十二分に確保できる見込みです。

そこで、細かい枝葉は畑の畝に被せ、被覆材(天然のマルチシート)にすることにします。

雑草を(ほどほどに)防いでくれ、腐れば堆肥になって土に還るわけです。

作物の種を播いたばかりの時期だと発芽・成長の支障になりかねませんが、今の時期だと秋に播種した冬野菜や豆類は既に大きくなっているため、それらを囲うように枝葉を被せることが可能です。

<ビフォー>

<アフター>

ソラマメが霜のためにグッタリしています(早朝に撮影)。
しかし、こうすることで地面がむき出しになっている状態よりも霜の影響が小さくなることでしょう。

ところで、ほとんどの人はこの畑を見ても、とても作物を栽培しているとは思わないでしょうね・・・(私自身も、このような畑を見たことがありません)。
樹木の枝葉を利用する場合でも、普通はシュレッダーによりチップ化するかと思います。
しかし、これまでの3年ほど剪定屑をこのように被覆してきたところ、地力は年々増しているように感じています(化学肥料のような即効性はありません)。

3年前に化学肥料をやめたときは、ダイコンさえも育たない状態でした(発芽するものの、すぐに黄色くなって消滅)。
それが少しずつ地力が回復し、現在では下写真のとおりダイコン程度であれば育つようになっています。

肥料分が少ないためか、葉が小さいですね。

葉を見る限りあまり期待できませんが、引き抜いてみると十分食用になるレベルです(^_^)

<続きます>

里山整備2017(3)樹木の伐採

里山と畑との境界(下図で橙色の区域)には果樹を植える計画としています。
このため、ここにある既存の樹木のうち、大きくなって畑側にせり出してきているものを順次伐採していきたいと考えています。

まずは、畑の西側にあるシロダモの木を伐倒することにします。

写真では手前にあるヤマビワの木に隠れてよく分かりませんが、樹高は10m程度です。

根元の直径は約25cm、胸高直径で20cm程度あり、結構な大きさです。

斧が立てかけてありますが、この斧で伐るわけではありません(チェンソーを使います)。
危険な作業ですので、作業は心を落ち着かせてから。

畑側に伐り倒します。

畑側にせり出していたにも関わらず幹は真っ直ぐです。
こう見ると薪として使うのはもったいないぐらいですね。

シロダモは当地ではよく見かける雑木で、特徴として下写真のとおり葉の裏が白くなっています。

「葉の裏が白いタブノキ」から「シロタブ」「シロダモ」と名付けられたとか。
常緑のクスノキ科の樹木で、切り口を嗅ぐと僅かにクスノキ(樟脳)のような香りがするように感じます。

玉切りなどは追い追いおこなうとして、引き続き、シロダモと同じく畑の西側にあるヤマビワを伐倒します。

ヤマビワは自然生えしたものがたくさんあり、下写真で木肌が白いものはすべてヤマビワです。
小さいものを残し、上写真のように大きくなったもの(樹高6〜7m)を伐採することで更新を図っていきたいと思っています。

伐倒完了。

畑の南側にも大きくなったヤマビワがありますので、これも伐倒します。

ビワの木と言えば、開心形(平べったい形)の樹形をイメージしますが、上写真のものは円錐形で、しかも樹高は10m近くありそうです。

伐倒完了。

1本伐った程度ではほとんど変化はありませんね。
ちなみに、上写真で中央にある大きな木(常緑樹)がウラジロガシで、その背後のさらに大きい木(落葉樹)がクヌギです。

<続きます>