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自然農:ソラマメの種播き

ひと月前(10月上旬)、畑はコスモスが満開になっていました。

花が散り始めた頃から、コスモスを刈るとともにソラマメの種を播いています。
ソラマメは昨シーズン豊作で、採種したものだけでも段ボール箱3箱分にもなりました。

一部をご近所や知り合いに貰っていただいたものの、全て播けば約1反(1,000m2)の畑がソラマメ畑になるような感じです。

コスモスを刈って畝の両側に置き、ソラマメの種を挿していきます。

コスモスだけではなく、庭木の剪定で出た枝葉や落ち葉も畝に積み重ねます(マルチ材→堆肥)。

コスモスの刈り取りや庭木の剪定にあわせて断続的に種を播いていますので、最初に播いたものは既に発芽してきています。

結局、ソラマメの種は播ききれていませんが、11月に入ったことから今後はエンドウの種播きに切り替えようと思っています。

畑ではダイコンなどの冬野菜が成長しています。

上写真で奥側に写っているのは夏野菜のオクラですが、まだ花が咲いています。

ブッシュ化しているミニトマトも同様です。

キュウリも結実しているものがありますが、霜が降りるまでに大きくなるでしょうか。

カボチャは随分前に枯れていますが、実が腐熟しつつあります。

こうして腐熟しながら周囲の土を肥やし、来春に種子が成長する際の栄養となるのでしょうね。

自然農:キュウリの自家採種

自然農により耕作している我が家の畑は、現在、コスモスが満開になっています(^_^)

畑には冬野菜(ダイコン等)の種を播いてあるのですが、コスモスの勢いに立ち入ることもできず、どうなっているのか、とんと分かりません・・・。

それでも顔を覗かせているもの(下写真で朱色矢印:ダイコン)もありますので、順調に育っていることでしょう。

コスモスの花が散った後、刈り取ってマルチにしつつ、豆類(ソラマメ、エンドウ)の種を播こうと思っています。

一方の夏野菜は終盤となり、下写真のキュウリは腐熟しつつあります。

このまま放置しておけば、通常なら翌春に自生してくるのですが、今回はクローバーを播種していることから自生は難しいかもしれません。

そこで、地生えのもの(固定種)から自家採種することにします。
腐熟したものを砕き、水に浸して浮いたものを除去します。

さらに種だけを選分け、乾燥させます。

何てことはありませんが、手間暇がかかります。
ホームセンターに行けば様々な種が綺麗にパッケージングされて売られていますので、誰もが種を買うわけです。

しかし、次の方法なら手間もお金もかかりません!
まずは、熟したキュウリを畑から集めてきます。

そして、これらを畑の至るところに放置。

これで、採種から施肥、播種までの一連の作業が済んだことになります。
残る作業は雑草対策となりますが、これには落ち葉マルチ(上写真)や、多種・多量の野菜でもって雑草を抑えるようにしています。

下写真は先日収穫した柿ですが、施肥、消毒等の管理は一切していません。
野菜や穀物も、この柿のように何の手間をかけなくても収穫できるようになれば、まさに地上の楽園になるのですがね。