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自然農:灰の散布と大豆の箕選

薪ストーブの燃料として、松を中心とした古材を焚いていたときはほとんど灰が溜まらなかったのですが、雑木(広葉樹)を焚くようになってたくさん発生するようになりました。

灰が少ないのは高温燃料を謳うモキ製作所のストーブ(MD80Ⅱ)のためかと思っていたのですが、灰の発生量の多少は樹種によるところのほうが大きいようです。

灰は畑の肥料としますので、たくさん発生するほうが有り難いです。
回収した灰は火災予防のため1週間以上の時間を置いてから畑に散布します(もちろん野菜には直接掛からないようにします)。

畑の畝上は葉っぱのマルチに草木灰と、樹木が肥料分を補ってくれています。

そんな畑では野草化したダイコンがたくさん生えています。

マメ科のソラマメはこれから大きく成長していくことでしょう。

マメ科と言えば、昨冬に収穫して軒下で乾燥させてあったダイズを遅ればせながら箕選することにします。
まずはブルーシート上で軽く足で踏んで爆ぜさせ、大きな柄を取り除きます(下写真で左がbefore、右がafter)。

次に唐箕を使って風選。

軽く水洗い、乾燥させて完了です。

昨夏の天候不順の影響なのか、実入りが良くなくて収穫量は例年の半分程度です。

しかも、特に白いほうは大きさが小さく、形も歪なものが多くてイマイチの結果となりました。

収穫したダイズはお味噌の仕込みに使うことにします。

自然農:エンドウの種播き

10月に種を播いたソラマメは既に発芽して成長しています。

11月に入ったことから、エンドウ(サヤエンドウ、スナップエンドウ)の種を播くことにします。
不耕起・無施肥はもちろんのこと、さらに省力化を図り、種をバラ播くだけにします。

バラ播くだけでも一雨あると上写真のとおり根を土に下ろすとともに発芽してきますので、自然の力は本当にスゴイものだと感じます。

こちらでは余った種をバラ播いたダイコンが一斉に発芽しています。

同じダイコンでも、自生のものは下写真のとおり既に大きくなっています。

一方で畝に種を播いたものが全く発芽していなかったりします。
自然農法の場合、不耕起・無施肥ですので、それぞれの種がそこの土の現状に合っているかどうかが、このようにダイレクトに表れて面白いものです。
ただ、種を播くときにはどこの土が合っているか分かりませんので、至るところに多量の種を播くわけです。

至るところに播くので収穫の際は不便なのですが、宝探しのようだとも言えなくありません^_^;
昨日の朝も畑をブラついていたところ、思わぬ宝物を発見しました!

11月中旬にもなってスイカがなっているとはビックリです。

大きくはありませんが、傷んでもいません。

キュウリはどうかと思い、探すとありました!

キュウリもこの時期になると希少価値がありますね。