果樹園再生」カテゴリーアーカイブ

果樹園の再生(7)ウメ満開

1月下旬、ウメの花が咲き始めるなか剪定をおこないました。


(手前の木が剪定したウメの木ですが、背後のカキの木などと合わさってよく分かりません・・・)

そのウメの木が満開となりました。

以前は片隅にわずかの花しかつけなかったのですが、一昨年から花の量が増え、今年は全体に咲くようになりました。
剪定時に枝先の切り詰めをほとんどしていないのですが、それが良いようです。
この様子だとウメの実もたくさん収穫できそうです(^_^)

カキの木の剪定もおこなっているところですが、16本のうち残すところ3本(下図で8、9、10番)です。

下写真は上図で8番の木です。

(ビフォー)

この木は、亡き父が4年前に丸坊主に剪定しました。
その後は弱い剪定に止めていましたが、勢いが戻っているようですので枝の間引きを中心に剪定します。

(アフター)

続いて、9、10番の木です。

9番のカキは品種名は分からないのですが、果実は小粒です。
豆柿ほどは小さくないのですが、豆柿と同様に渋が強く柿渋用なのかもしれません。

枝が高いところにしかなく収穫しづらいため、例年ほとんど収穫することはありません。
また、近くにあるスギを来年以降に順次伐採する予定で、その際、上写真で手前側に伐倒する考えですが、このカキの木が支障になります。
このため、この機会に9番の木を伐採することにします。

伐倒&玉切り完了。

老木なので切り株から萌芽するかどうかわかりませんが、萌芽すれば更新させようと思っています。
先祖帰りで渋が強くなっても、柿渋用としては最適です!
しかし、萌芽更新の場合でも結実まで8年かかるのでしょうかね。

続いて、10番の木を剪定し、カキの木の剪定完了!

今シーズンに全てできるだろうか?と思っていましたが、「案ずるより産むが易し」でした。

今シーズン2本の木を伐採したことによりカキの木の本数は14本となりました。
もっとも多いときは21本ありましたので、そのときの2/3になったことになります。
それでも自家用としては十分過ぎますので、来シーズン以降も他の果樹への更新を図っていきたいと思っています。

<続きます>

果樹園の再生(6)クリの植え付け

前回、カキの木(下図で1番)を伐採しました。

その近くには、昨年、苗木を植えたクリの木があります(上図で26番)。
クリの品種は、果樹園を経営している叔父が良いと言っていた「ぽろたん」というもので、その苗木を1本だけ植え付けました(下写真)。
ちなみに「ぽろたん」は近年の品種で、鬼皮とともに渋皮が「ぽろっ」と剥けるそうです。

結実をよくするためには1本だけではなく異なる品種のものを複数植えると良いのですが、ちょうどお隣の方の畑にクリの木があるため、その花粉に期待したのです・・・
しかし、さすがに他人任せというのも横着ですので、伐採したカキの木の後にクリをもう1本植えることにします。

剪定枝や伐採した木の片付けがまだ終わっていない状態ですが・・・
クリを含む落葉樹の植え付け時期は待ってくれませんし、片付けは追い追いおこなうことにします。
ちなみに、ミカンなどの常緑樹の植え付け時期は少し遅く、新芽がでる前の3月頃が適期とされています。

苗木はホームセンターで購入した「銀寄」です。

腐葉土(らしきもの)で埋め戻して植え付け完了。

落葉樹については、今シーズンの苗木の植え付けはこれで終了です(モモ、スモモ、クリの計3本)。
常緑樹については、3月になってからミカン(品種は「宮川早生」?)を2本程度植えようと思っています。

ところで、果樹の栽培に関して私は全くの素人です。
剪定や苗木の植え付けについて、全く見当違いのことをしているかもしれませんのでご了解ください。
大学生のとき、いずれは自宅敷地内に果樹園(自家消費用)を設けたいと思い「果樹園芸学」の単位を取得したものの、恥ずかしながら何一つ身についていません・・・

<続きます>