古民家再生」カテゴリーアーカイブ

倉庫の整理(5)ドアホルダー作製

時間をみつけて倉庫の片付けや整理を行っています。
築三十数年で、出入り口のドアはアルミ製の旧型です。

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両手に荷物を持って出入りするときなど開けた状態のままにしておきたいことがあります。
しかし、風が吹くとバタンと閉じてしまいます。

新しいほうの倉庫のドアをみると「ドアクローザー」と呼ばれるものが付いていて、開けた状態で保持できるようになっています。

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ところで、写真を見て気づいたのですが、ヒンジのところに取り付ける皿ネジ4本が1本しかありませんね。
手抜き工事!?
ネジなんて安いものですので単なる付け忘れでしょう。
また取り付けておきます。

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古いほうの倉庫にもドアクローザーを取り付ければよいのですが、そこまでするのはもったいないように思います。
ドアを開けた状態で支えるもの(突っ張り棒)であれば簡単に作れそうです。

早速作ってみます。
角材と蝶番(100円程度)を使います。

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これをドアの縦框に取り付けます。

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ドアを開けた状態でしっかり保持できます。

使い終わったら、足で上に蹴り上げます。

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ただ、これだとドアの開閉に伴い突っ張り棒(角材)が倒れてしまいます。

磁石で着脱できるように改良します。

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使い勝手の良いものができたと自己満足していたところ、ホームセンターで同様の「ドアホルダー」(千円程度)なるものを見つけました。
自作のものより見た目がよく、耐久性もあるものでしたので、自作するより購入したほうが・・・

<続きます>

トタン壁の塗装

近所に大変お世話になっている長老の方がみえます。
ご自宅の前に納屋があるのですが、その外壁のトタンがかなりサビはじめています。
日頃のお世話になっている感謝の気持ちとして、週末を利用してトタンの塗装を行いました。

塗装前の状態です。

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特に下部がサビています。
かなり昔にコールタールで塗装されたとのこと。
一般的にはコールタールのうえにはコールタールしか塗装できません。
しかし、隣近所の方(一級建築士)に伺ったところ、コールタールでも相当な時間が経ったものにはペンキ(合成樹脂塗料)塗装も可能だと教えていただきました。

トタンにはコールタールを塗ったことがないので分からないのですが、なんとなく粘度が低く塗りにくそうな感じがします。
ここはペンキで塗装することにします。

ホームセンターで購入したトタン用の油性塗料とトタン用のローラー刷毛です。

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油性塗料は7kgで4,000円程度の安価なものです。
ペンキにはいろんな種類がありますが、所詮は合成樹脂(プラスティック)を油(油性の場合)か水(水性の場合)で溶いたものだと思います。
難しいことは考えずに手頃な価格の油性塗料(ブラック)を選びました。

作業途中の写真がありませんが、ワイヤーブラシでサビを落として、ローラー刷毛で塗装すれば完成です。
簡易な養生で済ませたこともあり、実質半日で終わりました。

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以前のコールタール塗装に気泡のようなものが付着しているところがあり、その部分がどうしてもムラのようになってしまいました。

それでも真っ黒な壁は良いものですね。
上部の土壁は大直し仕上げでしょうか。
漆喰を塗れば、黒と白のコントラストで一層見栄えがしそうです。

漆喰といえば、土蔵の軒の修理で塗ったことがありますが、本職のような仕上がりを求めなければ意外と簡単なものです。
そのうえ安価です。
一度塗りですが、20kg1袋(約1,800円)でこれだけ塗ることができます。

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黒のトタン壁に白の漆喰もありかもしれませんね!