古民家再生」カテゴリーアーカイブ

薪ストーブの導入(16)煙道の造作

前回、煙道の骨組みができました。

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ケイカル板(不燃材)の一部は既に張ってありますが、今回は残りを張っていきます。

その前に、ケイカル板を張ると屋根の梁(の片面)が隠れてしまいますので、今のうちに柿渋を塗布しておきます。

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煙道内側に木材が現れることがないようにケイカル板を張っていきます。

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屋根の梁もケイカル板で防護されました(煙突との離隔は200mm以上確保されています)。

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ケイカル板は丸ノコで切断していますが、発生する粉塵が尋常ではないですね。
自作のサイクロン集塵機に接続しても、粒子が細かいためサイクロン部分で捕らえられず、すぐに集塵機(掃除機)が目詰まりしてしまいます。
仕方なく屋外で作業するのですが、周囲は真っ白です。
マスク着用ですが、身体にも良くなさそうです・・・

いち早くケイカル板の切断作業を終わらせたいですが、まだ上・下面が残っています。
しかも細かく切るところが多い・・・

下面について、ケイカル板を切って張ります。

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上面についても、ケイカル板を切って張ります。

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ケイカル板の厚みに関しては、側面は煙突との離隔が300mm以上あるため5mm厚の1枚張りとしています。
一方の上・下面は5mm厚のものを2枚重ね、10mmの厚みとしています。

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ところで手前側が開いたままです。
ここはケイカル板を張りつけるだけでなく、煙道内を点検できるように扉を設け、その扉の内側にケイカル板を張ることにします。

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<続きます>

薪ストーブの導入(15)煙道の造作

前回、煙道を作り始めました。
そして、屋根の梁を下写真で青着色のとおりかわす(&防護する)ことにしました。

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そのため、下図に示す骨組みを作り、先に立てた柱部分に取り付けます。

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それでは作っていきます。
まずは、ベースになる長方形の部分を相欠きにより組みます。

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相欠き部分にはホゾ穴を開けておき、上下の柱部分(ホゾ)を挿すことで固定します。

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組み立てます。

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ホゾ加工は面倒ですが、組み立ては楽しいです(^_^)

でも、よく見ると胴付きに隙間がありますね・・・

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組み上げたものを先に立てた柱部分に取り付けます。

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これで煙道内に木材(可燃材)が現れないようにケイカル板(不燃材)を張ることができるようになりました。

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<続きます>