古民家再生」カテゴリーアーカイブ

門松の作製(1)竹の伐り出し

先日から、今シーズンの里山整備を始めました(と言っても週末のみのため、これまでにおこなったのは2日程度です・・・)。

img_4853

間も無く新年を迎えますので、伐った竹を使って門松を作ることにします。

門松を作るのは今年で3年目です。
下写真は初めて(一昨年)作った門松です。

img_0461

ちなみに、門松と一緒に写っている猫は野良猫です。
藁が暖かくて気持ち良いのか、ここに寄ってきていました。

このときは1個しか作りませんでしたが、少し慣れてきたところで今年は1対(2個)作ることにします。

まずは、山から竹の伐り出しです。

門松は比較的太い竹を用います。
家庭用の場合、直径3寸(90mm)程度のものがちょうど良いように思います。

現在、整備している山の竹は真竹(マダケ)です。
真竹は孟宗竹のように太くはありませんが、それでも直径3.5寸(105mm)以上のものもあります。

太いものを選んで伐ります。

img_4887

同じ真竹の山でも、山の奥側は太いもの(親竹)が多い一方、里側(竹の前線)は細いのもの多くなっています。
上写真の箇所は山の奥側で、直径3.5寸(105mm)以上の太いものがほとんどです。
チェンソーが写っていますが、竹でもこれだけ太いものになると手鋸では結構大変です。

1個の門松には、大中小の3本を1組として使います。
竹は元(地側)から末(天側)に向かって細くなっていますので、1本の竹から大中小の竹を採ることができ、竹によっては1対(2組)分を採ることができます。

このことを考慮して山で適当な長さに切ったうえ運びます。
(青竹は水分を含むため結構重いです。)

img_4888

<続きます>

薪ストーブの導入(46)湯たんぽ

薪ストーブを焚くとヤカンのお湯は常に沸いた状態になっています。
お湯はお茶やコーヒーをいれるのに使いますが、それだけは勿体ないように思います。
そこで、就寝時に湯たんぽを使うことにしました。

湯たんぽは、土蔵の片付けの際に見つけた古いものを引っ張り出してきました。

img_4901

陶器製です。
昔の湯たんぽと言えばブリキ製のものを思い出しますが、これはそれ以前のものかもしれません。
重量があり、割れる恐れもあって扱いにくそうですが、蓄熱性は最高でしょう(^_^)

キャップも陶器製で、ゴムパッキンがはめられいます。

img_4884

少なくとも50年間は使われていなかったものです。
パッキンは硬化し、水密性を保てない状態です。

パッキンの内径を計測するとφ22mmですので、同径のものをホームセンターで購入してきました。

img_4885

上写真で左が古いもので、右が新品です。
まったく同じ大きさと厚さです。
昔からの規格品なのかもしれません。

パッキンを取り替え、お湯を注いで、布団のなかに投入。
久しぶりに使う湯たんぽは極楽です(^_^)

おやすみなさい(-_-)zzz〜

<続きます>