薪ストーブ導入」カテゴリーアーカイブ

薪ストーブの導入(39)屋根貫通部への断熱材設置

薪ストーブは本焚きへと移行し、毎日、快適な薪ストーブライフ(^_^)を送っています。

img_4502

さて、薪ストーブの使用において最も気をつけなければならないことは火災です。
薪ストーブを本焚きさせつつ、近接する可燃物が安全な状態であるかどうか確認しました。

ストーブ本体の周囲では、炉壁(特にストーブの真後ろ、離隔300mm)が相当熱くなります。
もちろん炉壁(不燃物)で防護されますので、近接する可燃物(柱など)は常温です。
炉台はわざわざ空気層(簡易的)まで設けましたが、炉台表面でほぼ常温です(ストーブ本体に遮熱板があるためだと思います)。

このようにストーブ周りについては安全な状態になっていることを確認できました。
とは言え、あとになってストーブの周囲に荷物(可燃物)などを置いてしまっては意味がありません。
横着しないように気をつけなければ・・・

あと、注視していたのが屋根や天井の貫通部です。
設置基準などに基づき二重煙突、かつ可燃物との離隔を150mm以上確保していますが、実際に自分で確認してみなければ安心できません。

img_4476

二重煙突の表面は相当熱くなりますが、150mm以上離れた可燃物(実際にはさらに不燃物のケイカル板で覆われています)は常温です。
煙突の固定金具が少し熱くなっていますが、木材への固定部分では常温に下がっています。
屋根や天井貫通部についても安全な状態になっていることを確認できました。

ところで、屋根の貫通部は上写真のとおり煙突瓦(不燃物)がむき出しになっています。
ネットで屋根貫通部の施工事例を見ると断熱材を施しているものがあり、同様にするつもりで断熱材は購入してあります。
しかし、断熱材を設置すると煙突周りの状態(温度等)を確認できなくなるため、これまで保留にしてありました。
屋根貫通部の安全についても確認できましたので、今回、断熱材を設置することにします。

まず、煙突瓦の周囲をアルミテープ(不燃材)で塞ぎます。

img_4580

瓦同士のつなぎ目には若干の隙間があり、そこから空気の出入りがあります。
埃や小さなゴミ(可燃材の可能性有り)も入ってきますので、その侵入防止のためにアルミテープで塞いでいます。

一方、アルミテープで塞ぐということは、暴風雨などで侵入した雨水がそこで滞留し、その結果、屋根の劣化につながる可能性が生じることになります。
このため、アルミテープで塞いで断熱材を設置するのは冬季のみとし、台風シーズンの夏季は開放するように着脱可能な構造にします。
火の注意ばかりしていたら、水にやられてしまっていたということがないようにしなければなりませんね。

もちろん、このような手間のかかることは、瓦用鉛製フラッシング(水切り、下画像)を使っていれば不要です。
ただ、これだけ(材料のみ)で10万円近くしますので手が出ませんでした・・・

flushing

断熱材を敷き詰めます。

img_4581

この断熱材はホンマ製作所さまの眼鏡板用断熱材で、材質はセラミックファイバーです。
25mm厚の板状になっていて扱いやすいです。
住宅の断熱材として使われているロックウールでも良いのでしょうが、これだけの少量では売っていないようです。

断熱材が落下しないようにケイカル板で蓋をして完成です。

img_4582

先に書いたとおり夏季に取り外せるようにビス留めにしています。

<続きます>

薪ストーブの導入(38)本焚き

前回、初焚きを行いました。

img_4521

本焚きに移るに際して、薪ストーブ初心者の私はどの程度での火力で焚けばよいのか見当がつきません。

モキ製作所のストーブは「高温燃焼」を謳っており、カタログや取扱説明書にも「表面温度500℃で家中ポカポカ」と記載されています。
500℃まで上げるように焚けばよいのでしょうか?

モキ製作所の担当者さんに問い合わせたところ、「ストーブの表面温度300℃を目安に焚きいてみて、あとは使いながら、暖めたい温度まで火力を上げるように使うと良い」とのアドバイスをいただきました。

300℃が目安になるわけですが、もちろん触って確認できるようなものではありません。
今更ながら温度計を購入することにしました。

薪ストーブ用の温度計は3、4千円のものが多いです。
ところが、以前、後付けダンパーを購入した「Hearth&Home 暖炉家」さんのオンラインショップを覗くと、税込1,800円という格安の温度計を発見!

imperial_thermo_meter

少しちゃっちい感じがしますが、温度がわかれば十分です(^_^)

英文の説明書を読むと、この温度計は本来は煙突表面に取り付けるものらしいです。
煙突へはマグネット式により取り付け可能とあります。
煙突はステンレス製のため磁石がつかないように思いますが、スレンレスでも「SUS430」のためつくのです。
「SUS304」を採用している高級な煙突だとつかないはずですが、ちゃんとそのためと思われるビスが1本同梱されていました。

煙突用の温度計ですが、ストーブ表面の温度を測りたい場合はストーブ表面に取り付ければよいだけでしょう。
この場合も、鋼板製のストーブであるためマグネットでつきますが、鋳鉄製のストーブだとひっつかないかもしれませんね。

では、温度計をストーブのトップに置いて、焚いてみます。

焚き付け後のストーブ表面温度の推移
15分経過:150℃
20分経過:200℃
25分経過:250℃

img_4612

針葉樹の廃材(主屋の改修工事で生じた古材)も入れているため、すぐに火力が上がります。

このとき、ストーブ表面温度は300℃近くまで上がっています。

img_4613

ヤカンをかけてありますが、沸騰してきました。
室温は20℃を超え、ちょうど良い感じです。

薪3本程度の投入を繰り返すと、300℃程度で安定するようです。

今回は、さらに薪の本数を増やし、温度を上げてみます。

img_4615

表面温度は450℃近くまで上がってきました。

img_4614

室内温度は30℃近くまで上がってきて、シャツ1枚で過ごせる暑さです。
少なくとも今の時期は、ここまで焚く必要はないですね。
しかし、カタログなどに「表面温度500℃で家中ポカポカ」と記載されているように、この温度で焚き続ければ我が家のようなボロ古民家でも家中ポカポカになるかもしれません(^_^)
<続きます>