薪ストーブ導入」カテゴリーアーカイブ

薪ストーブの導入(51)ダンパー下方の煙突掃除

今冬に薪ストーブを導入してから既に煙突掃除を2回(約2ヶ月ごと)おこないました。

煙突掃除はシーズン後に1回おこなう場合が多いようですが、薪ストーブ初心者であることとと、松を中心とする古材をメインに焚いていることから少し慎重にしています。
そんなことで煙突の状態は良好だと思っていたのですが、先日、ダンパーを回転させると全閉位置で少し引っ掛かりがあるように感じました。

ダンパーの径は煙突内径に対して少し小さいため、煙突とダンパーとの間に隙間があります(下写真は導入時のもの)。

この隙間にススなどが付着しているため、ダンパーを回転させる際に引っ掛かりを感じるのかもしれません。

ところで、先におこなっている煙突掃除でススが取れていてもよさそうなものですが、実は煙突掃除はダンパーの手前(煙突トップ側)までしかおこなっていないのです。
というのは、煙突トップから煙突ソージ器を挿入してもダンパーが障害物となり、その先の掃除ができないからです。

ススなどが付着するのは外気に晒され煙突温度が下がる部分であり、ダンパーの下方のようなストーブ直近は大丈夫だと考え、これまでの煙突掃除ではおこないませんでした。
(と言いつつ、ダンパーの下方を掃除するには煙突を外す必要があり、それが面倒で横着していたというのが最大の理由かもしれません・・・。)

薪ストーブのシーズンも残り僅かですので、「シーズンオフになってから掃除すれば大丈夫!」という悪魔の声が囁きますが、ここは面倒がらずに掃除することにします。

さて、ダンパーの下方の煙突をどのように掃除するか?
ストーブ本体から煙突ソージ器を逆に挿入すれば良いように考えますが、使用している薪ストーブ(モキ製作所 MD80Ⅱ)は煙突接続口の下に「茂木プレート」なる鋼板があるため挿入できません。
そんなことで煙突を外すしかないのですが、こうしたことを想定して煙突を外せる設計にしてあります(標準設計通りです)。

上図で「スライド管」とある煙突が伸縮可能になっていますので、これを縮めることで抜き取れます。
ところで、煙突の一部を抜き取れば上から煙突が落ちてきそうですが、上方にある固定金具により煙突はぶら下がっている状態になっていますので落ちてくることはありません(ストーブ本体に煙突が載っているのではありません)。

そのようにして煙突を抜き取り、ススを落とさないように慎重に屋外に運びます。
さて、中の状態は?

見事に隙間が無くなっています・・・。
ススに加えて灰が付着しているようにもみえます(ストーブ本体に近いからでしょうか)。

煙突ソージ器で取り除くと、出るわ出るわ!
煙突1本でこの量です!!

このことから、ススは煙突の上方も下方も同様に付着すると考えたほうが良さそうです(煙突トップは別格)。

さて、ススや灰を落としてスッキリしました!

せっかくの機会ですので煙突を戻す前にストーブ本体の煙突接続口を覗いてみます。

真ん中に見える鋼板が「茂木プレート」です。
いくつかの孔があいた単なる鋼板ですが、これで乱気流を発生させクリーン燃焼(二次燃焼)を実現させているそうです。

煙突の再設置後には、周囲にススなどが散乱・・・。

これも掃除して煙突掃除完了です。

<続きます>

薪ストーブの導入(50)ホットケーキ

ここ最近、週末は里山で竹や木を伐ったりしていますが、一日、外で身体を動かしていると甘いものが恋しくなります。
休憩時に市販のチョコレートなどを食べたりしているのですが、身体に良くないのだろうなと思いつつ、ついつい食べ過ぎてしまいます・・・

そんなとき、いつも拝見しているブログ「超簡単薪ストーブ調理」で「どうして薪ストーブで焼くケーキは、こうも美味い?」とのタイトルの記事を読みました。
こちらのブログはモキ製作所の薪ストーブ(我が家のものと同じ)を扱っている代理店のかたが書かれているもので、薪ストーブ調理だけでなく、モキ製作所の薪ストーブを使ううえでの勘所を惜しげも無く紹介されてみえます(私自身はこちらで購入したわけではありませんが、大変参考にさせていただいています)。

そのブログ記事に紹介されているホットケーキがとても美味しそうだったことに加え、薪ストーブを使っていとも簡単に調理されてみえることから、自分でも作ってみることにしました。

料理と言えば、薪ストーブを導入して以来、毎朝、お味噌汁を作っているものの、ほとんど料理の経験がない初心者で、しかもお菓子となると初挑戦です!
果たしてうまく作れるものでしょうか?

とりあえずは、スーパーでホットケーキミックスと牛乳を購入してきました。

パッケージの説明書きに「牛乳150ml」の文字をみかけたので、200ml入りの牛乳パックを購入しました。
しかし、パッケージには小袋が3袋入っており、その小袋1つ(上写真で透明の袋、200g入)に必要な量が「牛乳150ml」でした。
ということで、今回は小袋1つ分しか作ることができません。

説明書きによると「弱火で調理」とありますので、下写真のような熾火の状態で調理を始めます。

説明書きに従い、ホットケーキミックス、牛乳、卵を混ぜたものをフライパンに投入。

3分ほどで表面に泡が出てきましたので裏返します。

表面がこんがり焼けて良い感じです(^_^)

同じように焼いて、小袋1つから5枚のホットケーキができあがりました。

試食してみると、焼きたてということもあり最高です!
翌日は田んぼの関係で出会い作業(年5回のうち今年1回目)がありますので、残りを作業後のお楽しみにとっておくことにしましょう(^_^)

美味しいのはもとより、調理が簡単で苦にならないの良いですね。
ということで、昨夜、今度はバナナを入れて作ることにしました(「超簡単薪ストーブ調理」で紹介されているアイデアです)。

輪切りしたバナナを投入。

完成!

暖をとりながら調理して、出来上がったそばから頂くというのが最高の贅沢です。
ご馳走さまでした(^_^)

<続きます>