投稿者「里山古民家」のアーカイブ

遊休農地の活用(15)エノキの大木を伐採①

前回のブログ記事「地域の仕事と薪作り」に書いたとおり、昨夏に樹木の伐採&薪作りをしたことで既に再来シーズン用の薪の半分弱を確保できています。

このため今冬の薪作りは少なくて済み、大きい木であれば1本伐採すれば必要量を確保できそうな感じです。
実は今冬に伐採しようと目星を付けている木があり、それは下写真のエノキ(榎)の大木です。

このエノキは自宅から200mほどの距離にある畑(上写真は3年前に撮影)の隅に生えています。
特に支障になっているわけではないのですが、既にかなりの大木で、私の手に負えなくなる前に伐って萌芽更新させたいと考えているのです。

このエノキがある畑は長年耕作放棄され、篠竹やノイバラのジャングル(下写真)になっていたのを3年前に刈り払ったうえスギや果樹の苗木を植えたので、それらが大きくなる前にエノキを小さく更新しておきたいと言うこともあります。

それにしても上写真のとおり3年前まではスゴイ状態でした・・・。
この耕作放棄地の存在を初めて知ったときは(所在不明で町内の詳しい方に教えてもらいました)、その荒れ様以上に、このエノキのデカさ、しかも枝が道のほうに折れているのを目の当たりにして、これは厄介なことになった(存在を知らないほうが良かった)と思ったものです。
しかし、その後の整備に伴い木の状態を掴めるようになったことと、私自身、伐木の経験を積んだ?ことで見方が変わってきました。
周囲に伐木の障害となるものがほとんどない条件ですし、伐った木の搬出も舗装道路が隣接しているため容易、そしてエノキは薪として最高(火持ちが良い)です!

ただ、根本の直径は1mを優に超えるため根元から伐倒することはできません(所有しているチェンソーのガイドバー長35cm×両側2=70cmまで)。
高さ2m程度のところで株立ちしているため、その株立ちしているものを1本ずつ伐ることになります。

外側から中心に向かって順に伐っていくことになりますが、それぞれの枝が絡んでいるため、かかり木にならないように伐る順番を検討。
また、高さ2m程度のところを伐るため三脚に登って作業することになるため、伐倒時には三脚から降りて待避できているよう、ツルを十分に効かせ(直径の2/10程度。通常の倍)、ロープにより牽引して倒すことにします。

と言うことで、第1段階として下写真で朱色丸印の箇所を伐木。

上写真は既に造材後に撮影したもので、幹は玉切りして自宅に持ち帰るため軽トラックに積んであります。
伐木の続きは翌週末に行うことにし、それまでに持ち帰ったものを割っておきます。

この状態で雨ざらしにし、梅雨明け頃に薪棚に積む予定です。

そして、翌週末。
今回は前週の反対側(下写真で朱色丸印)を伐木。

今回の伐木により、残るは中心の2本だけになりました。

この2本は比較的大きいため、翌週に1本、翌々週に1本を伐っていこうかと思っています。

今回伐採したものも現場で玉切り、そして自宅に持ち帰って割っておきます。

大木だけあって、さすがに大量の薪ができます。
もちろん、薪には適さない枝も大量に発生しますので、そのうちの太いもの(下写真で軽トラックに積載)はウッドボイラー用の燃料として利用します(細いものは現場で雨曝し。乾燥次第持ち帰って焚き付けにする予定)。

<続きます>

里山再生:地域の仕事と薪作り

例年、今の時期(1月〜3月)は里山の整備とともに、伐採した樹木を利用して薪ストーブや薪ボイラーの燃料作りを行なっています。
この取り組みを8年続け、自宅に隣接する里山は良い感じになってきています(下写真は里山の写真を利用して作った今年の年賀状)。

ただ、私が整備しているのは自己所有地だけで、隣接する里山のほとんどが荒れ果てた状態です。
我が家がある地区は周囲が里山に囲まれており、昔は、里山が近くにあるため柴刈りも便利で良かったそうですが、今のような時代になると逆に作用・・・
そして、地区への進入路も隣接する荒れた里山により通行に支障となる有り様です。
その進入路は市道のため、自治会長から自治体(市)に支障木の伐採を頼んでいただいたものの、基本的に隣接する里山の地権者(独居高齢者)が対応すべきもので、市としては現状でも通行できなくはないため対応できないとのこと。
そこで、昨夏、自治会長と副会長が伐採することになり、当然、若い私が手伝わないわけにはいかず3人で伐採を行いました。

伐採した樹木(雑木)は私が貰って薪ストーブの燃料にすることに。
真夏の薪割りは辛いものがあるものの、とりあえず割るだけ割って、そのまま現場に放置(雨ざらし)してありました。
そして、今冬、薪棚のひとつが空っぽになったため、現場に放置してあった薪を自宅に引き上げ、薪棚に収納しました。

この薪棚の容量は5m3弱ですので、その半分、2.5m3程度の薪を確保できたことになります。

1シーズンに5〜7m3の薪を作る必要がありますが、今冬の薪作りは少なくて済みそうです。

樹木を伐採すると細い枝も大量に発生しますが、それらは道路の脇に無造作に積んでありました。
このままでは夏の草刈り(地区で実施)に邪魔になってしまうため、先の薪とともに軽トラで自宅敷地に運んで片付けました(竹も伐採)。
そして、昨夏の伐採と、今冬の片付けにより道路沿い(下写真で道路の右手)が今までになくスッキリ!

自宅敷地に運んだ枝も大量(軽トラに10車程度)にあったため、一時期、敷地がスゴイことになっていたのですが、それらは既にウッドボイラー(下写真)で全て燃やして片付いただけでなく、ひと月分ぐらいの給湯を賄えました。

このところ燃料価格が急騰しているとは言え、ウッドボイラーの導入費や伐採の手間を考えると割りに合うものではありませんが、こうして自分が住んでいる地域の環境が良くなると本当にウッドボイラーを導入して良かったと思います。
我が家のような里山の環境においては、薪ストーブよりもウッドボイラーが適しているように感じますし、ウッドボイラーは地域の環境さえ変える力さえあるのかも。

ウッドボイラーと言えば、最近、ウッドボイラーを焚いているときに暖をとりながら竹串を作りました。

掃除に使っているもの(下写真で下側。焼き鳥の竹串)が割れてしまったため、適当な竹を使って代わりのものを作ったのです。

こうした手仕事が苦にならずに落ち着いてできるのも、直火の力かもしれません。