月別アーカイブ: 2021年9月

サイクロン集塵機の自作(8)木工用集塵機を入手

前回、洗面脱衣室に脱衣カゴ置きを設置しました。

天板は古材を再利用し、加工にはいくつかの電動工具を使用しました。
電動工具は便利なものの、デメリットもあり、そのひとつが凄まじい粉塵を排出することです。
肺を悪くしないためにも集塵機を併用する必要があり、ガレージでは現在2台の集塵機を使っています。
ひとつが下写真の掃除機タイプのもので、丸ノコ等の粉塵が細かく少ない電動工具を接続しています。

もうひとつが下写真のサイクロン集塵機で、こちらは自動カンナやテーブルソーなどの粉塵が多い電動工具を接続しています。

このサイクロン集塵機は5年前に自作したものです。
サイクロン集塵機は簡単な仕組みながら粉塵だけを分離回収してくれる優れもので5年経った今も大活躍しています。
ただ、自動カンナを接続する場合(特に幅広の板を切削して大量のおが屑が発生する場合)、ホース(インレット側)におが屑が詰まってしまうことがあります。

詰まるのはホースが細い(φ38mm)からだと考え、ホースを太く(φ100mm)にしたりしましたがイマイチなのです(ブログ記事にはしていませんが、この5年間に3回改良を重ねています・・・)。
そうしたなか、マキタ社の木工用集塵機(モデル:410)を使わせてもらう機会があり、その風量の大きさに驚きました。
自動カンナなどで発生する大量のおが屑を集塵するにはそれだけの風量がいるのであって、自作サイクロン集塵機におが屑が詰まる主原因は風量不足だったわけです。

と言うことで、ヤフオクで木工用集塵機を入手しました(下写真で右下の青色の機械)。

この木工用集塵機(リョービ VC-2001)はマキタ410と同じ能力ですが、風量の強・弱を切り替えられるのが決め手になりました。
木工用集塵機は風量が大きい分、騒音も凄まじいため接続する工具に合わせて風量を下げたいと思っています。

木工用集塵機は単体で使用できるのですが、これまで使ってきたサイクロン集塵機の素晴らしさも捨てがたし・・・。
そこで、サイクロン集塵機の送風機(現在、家庭用掃除機を使用)として木工用集塵機を使おうと思います。
また、これに伴いサイクロン集塵機を全面的に改良することにします。

サイクロン集塵機の改良を行う前に、もう1台の集塵機(掃除タイプ)に不具合が生じていますので、それのメンテを行っておくことにします。

この集塵機は中古品を入手した際、電気部分のメンテとともに動きの悪いキャスターを新品に交換しました。
そのとき交換したのは3個のうちの1個だけだったのですが、残りの2個もついに寿命に達しました。

新しいキャスターを2個購入して古いものと取り替えます。

ちなみにメーカー(マキタ)から純正品のキャスターを取り寄せると1個500円ほどします。
マキタ社がキャスターまで作っているわけでもないでしょうから、同じサイズのものMonotaroで購入し(1個250円程度)、それを使っています。

スムーズに集塵機が移動できるようなって満足度高し(^_^)

脱衣カゴ置きの作製(3)完成

洗面脱衣室に脱衣カゴ置きを設置することにし、前回、棚板を作るところまでできました。

この棚板を、既に入手してある棚受け金具(下写真。折り畳み式)を使って脱衣室の壁に取り付けることになります。

この棚受け金具の安全荷重(耐荷重×安全率のこと?)は40kgfとありますので、棚受け自体も柱などの頑丈なところに取り付けたいところです。
幸い、柱の位置は以前設置した床下点検口(下写真で手前側)から確認できます。

上写真で柱と間柱にそれぞれ棚受けを取り付けることにします(柱と間柱の間隔1尺5寸:45cm)。
高さについては、脱衣をカゴに入れやすい高さを探って70cmとし、棚受けを取り付け。

そして、先に作製の棚板を取り付けます。

脱衣カゴ置きの完成!

今回は折り畳み式の棚受け金具を使っていますので、使わない時は下写真のとおり折り畳んで収納することができます。

折り畳んでも棚板の厚さを含めて5cm強出っ張ります。

これまで使っていた脱衣カゴを載せてみたところ、すごく違和感が・・・。

竹製の脱衣カゴなら木製の棚板にマッチしそうです。
いつか脱衣カゴも竹を編んで作りたいものです。