里山再生:投棄ゴミの回収

自宅敷地に隣接する里山の一角(下図で朱色着色箇所)には大量のゴミが不法投棄されているのですが、夏にヤブ蚊が大量発生することもあって、昨冬から回収し始めました(夏はヤブ蚊・マムシが出るため冬季のみの作業)。

(ゴミが投棄されている箇所は昭和30年代に斜面が崩壊し、それを我が家が瓦礫などで埋めようとしたことを発端にゴミがゴミを呼ぶ結果になってしまいました。)

昨冬は軽トラ3台分のゴミを回収し、不法投棄ゴミとして市のリサイクルセンターで引き取っていただきました(ゴミの回収自体は地権者が行わなければなりません)。

もちろん、これで終わったわけではありませんので、今冬も回収作業を行うことにします。
この里山からは先日から薪用に枯れ木を採集し始めましたが、薪だけをとってくるのは虫が良すぎるような気もしますし、少なくとも薪以上の量のゴミを回収するのが目標です!

下写真が現況です。

昨冬は上写真で朱色点線で示す範囲(斜面から湧水あり)のゴミを回収しましたので、今冬はその左側の谷状になっているところを行うことにします。

谷状の凹みに埋まっているゴミの層の厚さは相当なものだと思いますが、根気よく表面から少しずつゴミを取り除いていきます。

上写真で朱色矢印箇所である程度深くまでゴミを取り除いていると、ゴミの中で冬眠中の「マムシ」を発見!!(ヘビが苦手な人は下写真を見ないほうが良いです。)

二匹いますので、夫婦か兄弟なのでしょうか?
何を好んでガラスの破片などが散乱しているゴミの中で冬眠するのかと不思議に思いますが、湿気と温度があってマムシにとっては快適なのでしょうね。
マムシの安眠を邪魔しないためにも、今シーズンは深くまで取り除くことはせず、表層部分を全体的に撤去するほうが良さそうです。

そして、半日程度(積算)作業して下写真の状態。
特段の変化は見られません・・・。

回収したゴミは自宅敷地まで引き上げ、とりあえず軒下に一時保管します。

この冬にどれだけ回収できるでしょうか・・・。

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