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里山整備2017(12)ゴミの運搬処分

里山に投棄されている大量のゴミ(の一部)は、とりあえずは自宅敷地内に引き上げてきた状態になっています。

下写真の金属屑についてはスクラップ工場まで運べばリサイクルが可能です。

スクラップ工場にはこれまでにも何度か運んだことがあるのですが(相場にもよりますがガソリン代程度にはなります)、別件で業者の方がみえたときに無料で引き取っていただきました。

その他の不燃物については市の処分場へ搬入すべく申請してあったのですが、先般その許可が得られました。
市の処分場であっても土曜日は営業していますので、週末を利用して順次運搬することにします。

【1車目:4月22日】
市の処分場までは片道14km程あるため、運搬回数を減らしたいところです。
運搬回数を減らすには、1回あたりの運搬量を多くすることになります。
軽トラには「あおり」(荷台の囲い)が付いているものの、今回のゴミのように嵩が張るものだと何ほども運べません。
合板を使って「あおり」を嵩上げしている軽トラをよく見かけますので、同じようにしようとホームセンターで合板を買ってきました。

合板だけでは安定しませんので、少し工夫して角材を使って自立するようにしてあります。
差し込み式ですので、処分場でゴミを下ろした後は取り外して荷台に横積みして帰宅する考えです。

では、ゴミを満載します。

運転中にゴミが吹き飛ばされたりすれば大変なことになりかねませんので、ブルーシートを掛けロープで縛っておきます。

合板の購入や加工で出発が遅くなり市の処分場への到着が終業間際になりましたが、無事1車目の運搬完了。

【2車目:4月29日】
今回も軽トラに満載です。

嵩は張りますが、重量はもちろん最大積載量(350kg)未満です。

【3車目:5月4日】
写真を撮り忘れました・・・。

3車目で、敷地内に引き上げてきてあったゴミは全て処分場へ運搬処分することができました。
業者の方に引き取っていただいたものを含めると軽トラ満載で4車分となります。
意外と少なかったような(里山にはまだまだ残っていますが・・・)。

しばらくの間、軒下に積んであったゴミの山(ゴミ屋敷状態!?)が無くなり、本当にスッキリしました(^_^)

ただ、以前にも書きましたが、決してゴミが無くなったわけではなく場所が変わっただけだと思うと複雑なものです。

<続きます>

雨水対策(7)排水路の延長

前回、樋を延長し、雨樋の水が建物の東側に排水されるようになりました。

次に、この樋からの水を既設の排水路(昨年、芝庭整備の際に延伸)へ排水するようにします(下図で水色の点線)。

排水路はレンガを使って簡易的に設けることにします(下図で朱色の線。昨年、芝庭を整備した際に設けたものとと同様)。
ただし、通路の横断箇所だけはU字溝を使います(下図で黄色の線)。

最終的には公共の排水路に排水されることになりますが、宅地内はほとんどが土水路ですので、適度に地下水を涵養しつつ排水してくれることでしょう。

排水路の勾配を設定するため、起終点と途中の3箇所に木杭を打ちレベルをとります。

結果、いずれの地盤高も同じということが分かりましたので、水路はゼロ勾配(水平)とします。

まずはU字溝を敷設します。
そのU字溝(U-90)は現在、駐車場と畑との縁石として使われているものを流用します。

この縁石(U字溝)は亡き父が設置したものですが、U字溝を購入して縁石にすることはないでしょうから(U字溝より縁石のほうが安価なため)、これもどこからかの流用かと思います。つまり、今回は流用の流用ということになりますね。
それと、ここの縁石(U字溝)が無くなった分については竹か丸太でも入れようと思っています。

それでは、U字溝を敷設する箇所を掘削します。

U字溝を据え付けます。

均しコンクリートを打つ代わりに、継ぎ目部分でズレが生じないようにレンガ(廃材)を設置しています。

埋め戻して設置完了。

続いて、レンガによる排水路区間です。
砂利が敷いてあるため、ツルハシで崩しながら掘削します。

水糸を張ってレンガを据え付けていきます。

上写真でレンガが抜けているところがありますが、そこは樹木の根が横断しています。

それほど太い根ではないので切っても良いのでしょうが、レンガのほうを切ることにします。

ディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを装着し切断。

根の横断箇所も設置完了。

掘削により発生した土ですが、砂利が混じっているため畑などに持っていくことができません。
分別すれば良いのですが、篩うのは大変ですのでネットに入れて雨に晒すことにします。

ネットに砂利だけが残り、その砂利を敷き砂利として戻す目論見ですが、果たしてうまくいくでしょうか?

いずれにせよ、排水路の完成です!

<続きます>