先日、掛矢(木槌の大きいもの、下写真左下)を使っていたところ、ヘッドが割れてしまいました。
この掛矢は昔からある骨董物ですが、使いやすく愛用していたので残念です。
掛矢は今でもホームセンターなどで購入できますが、ちょうど良い太さ(直径φ130mm)の樫の木がありますので、これを使って修理することにします。
この樫の木は2年前に伐採したもので、これまで屋外に放置してあったところ樹皮が自然に剥がれ良い感じになっています。
チェンソーを使って、既存のもの(下写真左端)と同じ長さで切断します(予備を含め2個)。
残念ながら片面の樹心付近に腐れがあります。
腐れがないほうの面を使うとしても耐久性は劣りそうです。
あと既存のものに比べると材が緻密でなく、重さが軽いのも残念なところです。
柄は既存のもの(樫)をそのまま再利用します。
柄のヘッド側はφ30mmの円形になっていますので、先ほどのヘッドにドリルを使ってφ30mmの穴を開けます。
柄を差し込んで完成。
柄の直径は厳密にはφ30mm以上あったようで、楔を入れなくてもしっかりと固定することができました。
先ほど樫の木を切断するのにチェンソーを使いましたが、今シーズンの里山整備は終わっていますので、これでしばらくチェンソーを使うことはないはずです。
そこで燃料を抜いて、簡単にメンテナンスしておきます。
エアフィルターの状態を見ると・・・。
これは酷い!
シーズン途中にも点検・掃除するようにしなければなりませんね。
ダスターで木屑などを吹き飛ばして掃除完了。
チェンソーと入れ替りで、これから活躍するのが刈り払い機です。
新しい替え刃に交換し本稼動に備えます。
ついでに軸受け部(ギアボックス)も古いグリスを拭き取って綺麗にしました(替え刃の取付後に新しいグリスを注入)。
これで準備万端。
今夏、何時間稼動することやら・・・。