月別アーカイブ: 2017年4月

耕作放棄地の再生(13)古人の仕事

前回、隣地にせり出していたハゼの木を伐採しました。

続いて、隣地との境界部分に生えている篠竹や蔓植物などの下草を刈ります。

うっそうとしていたのが、明るくなり、風通しが良くなったように感じます。

下写真が同じ場所を2年前(冬)に撮影したものです。
隣地に迷惑をかけていましたが、これで、ある程度はましになったかもしれません。

同様に我が家の敷地側の下草も刈っていきます。

下草を刈ったところ、上写真で朱色着色部について土手が削られていることがわかりました。

以前、この近くで世古道からの進入路跡らしきもの(下写真)を見つけましたが、その進入路を設けるために土手が削られているのかもしれません。

そこで、さらに進入路跡付近に生えている篠竹も刈ります。

今度は不法投棄されたゴミ(上写真で矢印)が出てきました・・・。
耕作放棄地には不法投棄ゴミが付きものですね・・・。

篠竹を刈ると進入路跡がはっきりわかるようになりました。

先ほどの土手が削られていたのは、上写真で進入路2を設けるために加工した跡のようです。

また、この進入路の延長線上を世古道側から確認すると、進入路への出入口らしきところも見つかりました。

これらの痕跡をみると、古人はよくも人力だけでこのような土木工事をおこなったものだと感心します。
作業を終え帰宅するときに当地区のお墓の前を通るのですが、ここに眠る人たちが何十年、何百年のときをかけて地区の土地を開墾していったのだと思うと、感慨深いものがあります。

<続きます>

耕作放棄地の再生(12)ハゼの木の薪

前回、隣地にせり出しているハゼの木(下写真中央の落葉樹)を伐倒しました。

<伐倒前>

<伐倒後>

このままでは夏に草刈りができず草や蔓がはびこってしまいますので、玉切りや枝をバラして片付けます(処理したものは薪ストーブなどの燃料として利用します)。

まずは玉切りから。

切り口の中心が黄色くなっていますが、ウルシ科であるハゼなどの樹木は樹心が黄色(赤身ならぬ黄身!?)という特徴があります。
黄色の樹心を確認できたことで、この樹種はやはりハゼで間違いないようです。

さらに黄色(樹心)の様子を見てようと割ってみるものの、樹心が小さい・・・。

ところで「黄色(きいろ)」という名は「木色(きいろ)」から来たのだと思いますが、実際にこのような黄色の樹木は少ないように思います。
冬に赤い実をつけるナンテンも切り口が黄色いことを思い出しますが、身近なところではこれぐらいではないでしょうか(ネットで調べると「グミ」も黄色とのこと)。

さて、ウルシ科のハゼであることがほぼ確定したわけですが、ウルシ科の樹木は薪として使えるものでしょうか?
ネット上には「ウルシは燃やした煙を吸うだけでかぶれる」との情報もあります。
まあ、ハゼはウルシほどは毒性が強くなく、また生木を燃やすわけではありませんので大丈夫だとは思いますが、念のため他の薪とは区分して保管・使用したほうがよさそうですね。

そんなことで玉切り完了。

ある程度太さのある枝も焚き付け用にするため持ち帰ります。

細い枝は草刈りの邪魔にならない程度にバラして、田面にばら撒いておきます。

これで隣地にせり出していたハゼの木の伐採が完了しました。

ところで、このブログ記事は遡って書いており、伐倒したのが3週間前、今回の記事の玉切りや枝のバラシが2週間前になります。
3週間前の伐倒後はなんともなかったのですが、玉切りや枝のバラシ作業の数日後に両手首が痒くなりました(下写真で少し赤くなっているところ)。

まさにかぶれてしまったわけで、身をもってウルシ科のハゼであることが確認できました・・・。
私は生まれてこのかた(約40年)山の中!?で育ったようなもので耐性がありますが、酷い症状になる場合がありますのでくれぐれもウルシ科の植物にはご注意を。

<続きます>