月別アーカイブ: 2017年1月

古民家風?温・湿度計の作製(1)

薪ストーブを使うようになり、室内の温度を確認することが多くなりました。

以前作った掛け時計(下写真)は既存のものを再利用して自作しましたが、もとの時計には温度計や湿度計もついていました。

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温・湿度計は一体成型されているため時計のように取り外すことができませんが、切り取ることができました。
この温・湿度計のパーツを使って、古民家にも馴染む温・湿度計を作りたいと思います。

で、どのようなデザインにし、どこに設置するか?

場所は、以前に移設した神棚の下が良さそうです。

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この神棚は火の神様(荒神様)ですが、幼少時には神棚の下に「火の用心」と書かれた貼り紙があったように記憶しています。

そこで、「火の用心」も兼ねて次のようなデザインを考えました。

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上図で二つの円のところに温・湿度計のパーツをはめ込みます。

材料としては、ちょうど神棚の棚板に使った檜(間柱材、105mm×30mm)の端材がありますので、それを使うことにします。
神棚ともマッチするかもしれません。

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<続きます>

井戸の再生(14)凍結対策

昨年、井戸を再生(再利用)しました。

井戸水を汲み上げるポンプは倉庫内に設置してあり、その前後の配管は露出配管(VPφ20)になっています(その他は地中埋設)。

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これから最も寒い時期を迎えることから、この露出配管について凍結対策を施したほうがよさそうです。

当地(三重県鈴鹿市)は比較的温暖で、屋外で水道管が凍るのは年に数回と言った程度です。
さらに、この露出配管部分は倉庫内(一応は屋内)ですので最低限の凍結対策で十分だと思います。
そこで、ホームセンターで安価(100円程度)なパイプカバー(内径φ20×2,000)を買ってきました。

パイプカバーを適当な長さで切り、塩ビ管(VPφ20)に被せます。
そして、外れないようにビニールテープで巻きつけます(ビニールテープ付きのものも市販されています)。

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パイプカバーが余りましたので、これを使って屋外の蛇口にも凍結対策を施すことにします。

蛇口にパイプカバーを被せます。
パイプカバーの材質は発泡ポチエチレンですので、雨に濡れると吸水して凍結に繋がります。
そこでビニールシートを被せて雨よけとします。

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ビニールシートが被さった状態(上写真)でも蛇口は回せますが、邪魔なときは下写真のようにシートをめくれるようにしてあります。

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ちなみに自作立水栓のなかの水道管は、作製時にパイプカーバーを被せています。

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これで気温が氷点下になっても井戸水を使えます。
しかし、井戸水用の水栓は屋外のこの1箇所だけですので、井戸水を使うには外に出なければなりません(^_^;

<続きます>