月別アーカイブ: 2017年1月

耕作放棄地の再生(2)草刈り

一昨年末から耕作放棄地の再生に取り組み始めました。
(再生の第一目的は隣接地権者の方に迷惑をかけないようにするという消極的なものです・・・)

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<2016年1月24日>
昨シーズンの作業で下写真の状態になりました。

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<2016年4月9日>
春になり緑色のジュウタン?で覆われてきました。

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写真中央の草が生えていない箇所は篠竹が密集していたところです。

<2016年4月23日>
さらに緑が濃くなってきました。

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<2016年5月26日>
草丈が大きくなるとともに、ササも生えてきました。

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一つの田んぼでも主に4つの植生に分かれているようです。
上流側で水はけのよいところにササやセイタカアワダチソウ。
下流側で湿地状のところにガマやミゾソバとなっています。

これ以上育つと草刈りが大変になりそうですので、このタイミングで草刈りをすることにしました。
この頃は夜明けが早いため、早起きして1日1時間ずつ草刈り。

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<翌27日>

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<翌28日>

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草の勢いはそれほど強くなく、草刈りは順調に進みました。

ただ、昨シーズン、山側から倒れてきていた枯れ竹を伐り、それを田んぼに仮積みしておいたところに蔓植物が這い上がり、刈払機ではどうしようもない状態になってしまいました。
仕方なく、この箇所の草刈りはせず、このまま放置することに・・・

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<2016年8月13日>
5月下旬に草刈りをして、2ヶ月半が経過。
早く草刈りをせねばと思いつつ、こんな状態になってしまいました・・・

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特に5月下旬に草刈りができなかった箇所は、蔓草が竹に這い上がりスゴイことになっています。
これでは元の木阿弥だと意気消沈せずにいられませんが、気を取り直して草刈りを始めました。

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<翌14日>
早朝1時間ずつの作業ですが、草の勢いが強く、なかなか進みません。

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<翌15日>
刈払機で草の中に隠れていた蜂の巣をつついてしまい、右手を刺されてしまいました(涙)

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<翌17日>
蜂の巣に遭遇したため、反対の下流側から草を刈っていくことにしました。

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<翌18日>
ミゾソバの群落に悪戦苦闘。
この辺りは以前は野イバラが繁茂していたのですが、ほとんど見かけなくなりました。

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<翌19日>
蜂の巣がある写真中央付近だけを残すところとなりました。

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<翌20日>
蜂の巣の近辺(直近を除く)の草を注意しながら刈りました。

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<翌24日>
枯れ竹が積んであるところは相変わらず刈ることができませんが、とりあえず草刈り完了。

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この回の草刈りには手間取りました。
時期が遅く、草丈が大きくなりすぎたのが良くなかったです。

そこで、来シーズン(今年)は2回目の草刈りの時期を早めるとともに回数を増やそうと思っています。

<2016年(実績)>
・1回目:5月下旬
・2回目:8月中旬

<2017年(予定)>
・1回目:5月中旬〜下旬
・2回目:7月上旬〜中旬
・3回目:10月上旬

<続きます>

耕作放棄地の再生(1)2016年

里山の整備に加え、一昨年末から耕作放棄地の再生にも取り組んでいます。

この耕作放棄地は、もとは水田(約1反)で、平成の初め頃までは地元の方に耕作していただいていました。
しかし、典型的な谷津田(当地では「山田」と呼びます。)で、水利が悪く、耕地整理もされていません。
そのため、作り手がいなく、耕作放棄の状態で二十年以上が経過しています。

我が家の田んぼは平野部のものがメインということもあり、私自身、この耕作放棄地の存在はなんとなく知っていたものの行ったこともなければ見たことさえないという有り様でした(町内なのですが・・・)。

下写真は、父が亡くなり、相続登記する際に初めて現地を確認したときの様子です(朱色の線で囲んだ箇所が我が家の水田です)。

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田面は背丈以上の篠竹などが密集し、とても中に入ることができません。
隣接する山側からは枯竹(孟宗竹)が倒れ、そこに蔓が覆って収拾がつかない状態です。

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隣の水田は耕作されており、迷惑をかけているのだろうと思いつつも、なかなか余裕がなく見て見ぬ振りの状態が続きました・・・
そして、一昨年に主屋の改修工事ができ、少し余裕ができたことから、その年の年末に生い茂った篠竹やセイタカアワダチソウなどの草刈りから始めることにしました。

<2015年12月29日>
朝一から刈払機を使って手前側の篠竹から刈り始めました。

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刈払機は農業用の比較的パワーのあるものですが、悲鳴をあげます・・・

丸一日、刈払機を回し続け、下写真の状態までできました。

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<翌30日>
奥に進むにつれ、篠竹に代わり野イバラのジャングルになってきました。

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野イバラは茎(根元部分)が腕ほどの太さになっているものもあり、刈払機がさらに悲鳴をあげます・・・

この日も一日、刈払機を回し続け、下流側の田んぼまで見通せる状態となりました。

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<翌31日>
この日は大晦日ですので、半日だけ作業。
山側から枯れ竹が倒れてきている箇所を除き、ひととおりの草刈りが終わりました。

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<2016年1月10、11日>
年が替わり(昨年)、週末に作業再開。
20年以上の耕作放棄により田んぼのなかにまで雑木が生え大きくなっていました。
下写真の木(樹高5m程度、胸高直径20cm程度)と同じぐらいの大きさのものが田んぼのなかに計4本あり、伐り倒すことにしました。

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伐倒しても、巻きついている蔓を取るのに一苦労です。

蔓は鉈でバラして腐りやすいようにし、木は玉切りしてその場に積んでおくことにしました(玉切りしたものは薪にするため今年になって引き上げてきました)。

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<1月23、24日>
山側から枯れ竹が倒れてきている箇所を整理することにしました。

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こちらも蔓がはびこっています。
さらに竹が孟宗竹で太く重いため思うように作業が進みません。

枝を払うのはあきらめ、伐ったものはそのままの状態で田んぼのなかに積んでおくことにしました。

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山側から倒れてきている竹はまだまだあってキリがありません。
とりあえず山裾部分は今後、草刈りできる程度にはなりました。

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このシーズンの作業はここまでとしました。
翌シーズンの作業までの間、定期的に草を刈り、現状を維持することにします。

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<続きます>