畑のダイズが収穫時期を迎えたため、先日(12月11日)に収穫しました。
ダイズの栽培はまったくの手間いらずです。
実際にこれまでにおこなったのは、種まきと草刈りだけです。
耕起や施肥、農薬散布はおこなっていません。
あと、除草しなくてすめば自然農法ですが、草刈りだけは・・・
そもそもダイズを作っているのも、草刈りのモチベーションを維持するためです。
夏の暑い中、草を刈るためだけに刈り払い機を振り回すのは、まさに徒労と言った感じで本当に疲れます。
それが何か作ってあるだけで草刈りのモチベーションは上がり、疲れも少なくなるように感じます。
当地ではこのような粗放的な栽培を「荒らし作り」と呼び、ひと昔前までは収穫の必要がなくても耕作放棄してしまうのではなく、とりあえず何でも良いので作っておいたそうです。
これも土地を荒廃させないための知恵で、土地を守り(もり)することの一つなのかもしれません。
今年のダイズ栽培を振り返ってみます。
<6月から7月上旬>
種蒔き(黒豆が遅くて7月上旬です)
上写真の畑?には畝がありませんので、目印として竹を並べてあります。
これがないと草と一緒に刈り払い機で刈ってしまいます。
<8月上旬>
この頃には大きく成長しています。
草も勢いよく成長します・・・
<8月下旬>
草刈り後。
この頃は、隔週で週末に草刈りしていたような・・・
<9月中旬>
実がつき、大きくなりつつあります。
<9月下旬>
枝豆としての収穫時期となりました(枝豆としてはほとんど収穫していません)。
<11月下旬>
葉が落ち、莢もカラカラになってきました。
同じ場所でダイズと入れ替わるようにソラマメが成長しています。
自然のダイナミックな移ろいを感じます。
<12月中旬>
いよいよ収穫です。
下写真のように葉がすべて落ちて莢だけになっていると収穫が楽ですね。
収穫するとこれだけの量がありました。
軒先でしばらく乾燥させてから脱穀することにします。
この夏は少雨で、その影響かダイズが不作と聞きます。
我が家の出来具合が気になります。