以前のブログ記事のとおり、相当な量の廃材(古材)のストックがあります。
このため、薪ストーブのための薪は来シーズン分まではありそうです(逆に、古材ですので腐る前に早く使い切ってしまいたくもあり・・・)。
ところで、薪ストーブの焚き付けは着火剤などを使わず、原始的な方法で粗朶などから火を起こしています。
この焚き付けに使う粗朶類をどうするか?
裏山から枯れ枝を拾ってくればよいだけなのですが、これまで処分に困っていた伐倒木の小枝が良い焚き付けになっています。
ひとつは2年前に伐倒したシラカシ。
このシラカシの幹はシイタケのホダ木にしました。
しかし、枝葉は処分に困り、そのまま積んでありました。
夏になると、刈払機での草刈りの邪魔になるだけでなく、刈らないことで蔓草がはびこり悪循環・・・
2年経過後の現在、葉っぱは既に土に還り、小枝だけが残っています。
乾燥しきっているので良い焚き付けになります。
小枝を回収すると、これまで山になっていたものが片付きスッキリしました(^_^)
さらに、今春に伐倒したツバキです。
伐倒後に幹は玉切りし、枝葉はこれまた処分に困り、山にして積んでおきました。
現在、下写真のような状態になっています。
枝葉の山は、枝から葉が落ち、小枝だけを回収できる状態になっています。
まずは、小枝を回収し焚き付け用とします。
1本のツバキの木からフレコンバック(小さめ)2袋分程度の小枝が得られました。
結構な量があるように思いますが、1ヶ月程度で焚き付けとして使い切ってしまう感じです。
上写真で奥側には枝から落ちた葉っぱが堆積しています。
腐葉土として使うため、一輪車で畑(すぐ隣)に運びます。
わざわざ土にすき込むようなことはせず、天然マルチシートのごとく畝上に被せます(何しろ手間がかかりません^_^)。
以前から剪定クズや落ち葉などを積み重ねていますので、今回の腐葉土部分がどれかハッキリしませんね・・・
枝葉を回収すると、跡は片付いてスッキリです(^_^)
これまでは木を伐ったとしても、その後の行き先がありませんでした。
そこがネックになり、邪魔になっている木を伐ることもできずという悪循環・・・
薪ストーブが入ったことで、ひとつの行き先が確保できたことは本当に有難いものです。
ちなみに下写真は3年前のものです。
柿の木を剪定したのですので、枝の処分に困り、わざわざ軽トラに積んで市の処分場まで運んでいました。
貴重な木質資源を無駄にするだけなく、化石燃料のガソリンを撒き散らすような二重の誤りを犯しているのかもしれませんね。