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門松の作製(3)組み立て

前回、門松の竹を加工しました。

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上写真で3本の竹は、それぞれ下部に切り込みを入れ、そこを紐で縛っています。
竹は円筒状で表面がツルツルですが、こうしておくとしっかりと固定できます。

鉢のなかに竹を立て、土(余っていた山砂を利用)を入れて固定します。

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鉢は適当な大きさの植木鉢を再利用しています。
あとで藁コモを巻きますので、側面が直立しているものが良いです。

敷地内に生えているハラン(料理の盛り付けに使われるバランはこれを模したもの)の葉で飾りつけます。

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ハランを使っている門松なんて見かけたことがありませんが、なかなか合うように思います。
また、ハランは日持ちしますので、正月うち枯れることなく青々としています。

続いて、鉢に藁コモを巻きます。

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藁コモはホームセンターで購入したものです。
110mm×165mmのものが300円弱と安価です。

飾り付けは後で家族に楽しんでもらうとして、とりあえず完成です。

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ついでに部屋に飾るミニチュア版の門松も作りました。

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これで新年を迎える準備がひとつ整いました。

門松の作製(2)竹の加工

前回、門松用の竹を山から伐り出してきました。

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門松の竹は大中小の3本で構成されます。
それぞれの大きさは下図のとおりとします。

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・大: 径φ90mm、長さ1,200mm
・中: 径φ80mm、長さ880mm
・小: 径φ60mm、長さ650mm
(長さは、鉢のなかの根入れ220mmを含む。)

この大きさは特に決まったものではなく、過去の作製を踏まえて独自に決めたものです。

上部の斜め切りは節を挟むようにすると断面が笑顔のようにみえます。
斜め切りの角度は20°程度にすると良い感じになるように思います。

昨年までは竹用の手鋸で切っていましたが、20°を保ち、しかも節部分に合わせるのは意外と難しいものです。
そこで、今年は電動工具(テーブルソーやバンドソー)を使って切断することにします。

電動工具を使うには、円筒状の竹を保持し20°で斜め切りする治具が必要となります。

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治具を合板などの端材を利用して作ります。

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治具を作った甲斐があり、20°かつ節を挟んで切断することができました。

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竹が笑っているかのようでホッコリします(^_^)

<続きます>