月別アーカイブ: 2016年10月

庭の整備(14)砂利の再利用

前回、東側の芝を張りました。

西側は砂利混じり土を撤去していますが、まだ半分も終わっていない状態です。

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まだまだ残っているこの土をどうしたものかと思案しているとき、集落排水(下水道)の接続工事が始まりました。

当地では今年4月1日から集落排水が供用されました。
供用開始に伴い、集落排水への接続工事と、これまで使用していた合併浄化槽の撤去工事を地元の設備屋さんにお願いしてありました。
ちなみに、この設備屋さんは明治44年に主屋を建てた棟梁のご子孫に当たります。

昨年の主屋の改修工事において棟梁の名前などが分かりました。

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合併浄化槽は撤去しなくても良いのですが、合成樹脂などの材料で土に還るものではありませんので撤去をお願いしました。
撤去後は山土で埋め戻すとのことです。
その埋め戻しに現在撤去している砂利混じり土を使ってもらえば、他所から山土を持ってくる必要はありません。
また、山土よりもよく締まるはずです。
設備屋さんに確認したところ、近くに積んでおけば使ってもらえるとのこと。

砂利混じり土を再利用する目処は立ちましたが、集落排水の工事はすぐに始まるので急がなければなりません。
でも、こういうことでもなければダラダラしてなかなか進まないものです。

集落排水への接続工事が始まりました。

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排水管は、合併浄化槽(撤去予定)を突っ切る形(最短ルート)で配管していただきました。
まず排水管を排水枡へ接続し下水を使えるようにしたのち、合併浄化槽を撤去していくそうです。
(ブロック塀に囲まれた狭小地のため重機が使えず、すべて人力での作業です・・・)

左側に積んであるのが、芝を張るために撤去した砂利混じり土です。
これで一輪車約30杯分です。
これだけあれば十分のように思いましたが、設備屋さんに確認したところ、後この2倍必要とのこと。
計一輪車100杯分・・・

合併浄化槽の中を覗くと、何やらたくさんのものが入っています。
(既に汚泥の引き抜きや清掃が終わっています。)

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深さもかなりあるようです。
埋め戻しに一輪車100杯もの土が要るはずです。

一輪車100杯分の土を運びます。

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合併浄化槽を撤去していただいているときに、誤って水道管を破断してしまったとのこと。

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まさか水道管があるとは思わなかったので、設備屋さんに伝えていませんでした・・・
ちょうど良い機会なので、水道管の位置と高さを記録しておきます。

この水道管の位置は、後に行った井戸ポンプの配管の際に役立ちました。

井戸1

合併浄化槽の撤去が終わりました。

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芝張り予定地のほうも砂利の撤去が終わりました。

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芝生の計画高より10cm下まで掘り下げた状態となっています。

現在6月上旬(ブログの記事は遡っています)。
とても夏までには砂利の撤去が終わらないと思っていましたが、集落排水の工事のお陰で早く進みました。

梅雨が明けるまでに芝張りをやってしまいたいと思います。

<続きます>

きつくり(庭木の剪定)

先週末(2、3日)も草取り&草刈り三昧の週末でした・・・

土曜日は、庭や玄関アプローチの草取り。

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写真は除草後ですが、この苔庭は7月以来の草取りです。
他のところは隔週で草刈りしていることを考えると、除草の手間が本当に省けています。

日曜日は、敷地内(主に畑の周囲)を刈り払い機を使って草刈り。

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ほぼ隔週で行ってきた草刈りも今シーズンはこれで最後(の予定)です。

来週の日曜日は、田んぼの出会い作業(年3回、草刈り)がありますが、こちらも今シーズン最後です。
現在、夏草の多くは種をつけてはいるものの、まだ熟してはいません。
出会い作業や道路の除草作業の時期に注意してみると、なるほど適切な時期に行っているのが分かります。

草刈りのあとには、雑草対策としてクローバー(白詰草)とレンゲ(蓮華草)の種をばら撒いておきました。

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草刈りのシーズンが終わり、いよいよ本腰を入れて古民家の改修(現在は薪ストーブの導入)をやれると思いきや、10月に入れば庭木の剪定が待っています・・・

今では植木屋さんに頼むことが多くなった剪定ですが、昔は当地の方言で「きつくり(木作り?)」と呼び自分たちで行っていたそうです。
私も3年前から自分で行っており、少しは要領を得るようになりました。
しかし、朝活(早起きしての1時間を使用)として毎日少しずつしかできませんので、早くても10月一杯はかかりそうです。
(11月になると日の出が遅くなり、朝活での作業ができなくなります。)

こちらが、これから剪定を行う庭木(剪定前)です。
(まだ、裏庭や生垣もあります・・・)

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大きい木がありますが、この程度だと素人でも可能です。

以前は造園業者に剪定を頼んでいたのですが、そのときの様子(剪定前)が下の写真です。

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本職に頼むともちろん綺麗に剪定していだけます。
しかし、結構なお金がかかりますので毎年頼むわけにもいかず、2年もすればこうなります。
素人なりにも毎年手を入れてあげるほうが本来の樹形が保たれるように思っています。(毎年、植木屋さんに頼むに越したことはありませんが・・・)

この庭の植木の配置です。

garden
(記名のない印はツツジまたはサツキ)

元々は後方にあるカシやモチノキ(当地では「モウチ」と呼んでいます。)が主体の田舎風の庭であったのを、祖父が昭和10年代に現在の形に拡大したそうです。
そのため、前方には日本庭園でよく見かけるモッコクやイトヒバなどが入っています。

新しい前方の木でも樹齢は70年超となりますので、後方はかるく100年は超えています。
庭木のような人の手が入ったものでも100年以上もつものなのですね。
逆に一度人の手の入った木は、その後放任すると枝が混乱して枯死してしまうそうです。

さあて、どの木から剪定していきますか・・・

<続きます>