月別アーカイブ: 2016年8月

井戸の再生(5)立水栓作製

前回までで埋設部分の配管が完了しました。

肝心のポンプはまだ手に入れていません。
いくつかのメーカーのHPを見てはいるのですが、種類が多く一体どれが良いのやら???
とりあえずポンプは後回しにし、外流しのほうを先に整備することにします。

まずは立水栓ですが、立水栓の高さは?

○流し台は他のところで使われているもの(高さ80cm)を流用する予定。
○蛇口は、流し台から20cmぐらい上にくるようにすればよいのかな。
○地面へ30cm程度埋めてやれば安定するでしょう。

ということで、立水栓の高さは、80+20+30=130cmとなります。

近所のホームセンターで市販のものを探すと、高さの大きいもので120cm(少し低い)。
安物(三千円程度)は合成樹脂製ですが、いつか周りをモルタルやレンガで化粧すれば良いか。
でも、モルタルやレンガで化粧するのなら安物と言えども勿体ないような・・・
ということで、立水栓も自作することにします。

廃材の塩ビ管(VPφ65)を柱として、そのなかに給水管(VPφ20)を配管します。

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将来的に、柱(塩ビ管)の周りをモルタルやレンガで化粧することを考慮し、蛇口を取り付ける位置を柱の外面から5cm離しました。

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自作ですので、給水管の入口と出口の方向も自在です。

柱(VPφ65)の上部にVUφ65のキャップを被せて完成です。

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VPにVU?
種類が異なりますが、どちらも外径が同じなのでこうしたことができるのですね。
このように外径基準になっているのは、円筒形の型枠に内側から材料を吹き付けて製造しているからなのだと思います。
吹き付ける材料の量を変えるだけで、肉厚の異なるVPとVUが作れることになります(全て想像です!)。

既に配管済みのところに接続します。

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埋め戻して立水栓設置完了です。
(肝心の蛇口がついていませんが・・・)

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<続きます>

井戸の再生(4)配管

前回、土間コンクリートをハツって、土を掘りました。

ようやく配管です。
配管には塩ビ管VPの口径φ20mmを使うことにしました。
上水道の宅内配管は口径φ13mmが多いですが、井戸の場合は圧力損失を小さくするため、より大きい口径を使うようです。

配管は水の流れに従い上流から下流に向かって行うことにします。
まずは井戸側面の貫通部です。

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倉庫への引き込み部分は、基礎コンクリートの下を通します。

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水平器で勾配を確認し(特に井戸からポンプまでの吸い込み側は逆勾配にならないように)、全体を配管します。

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本来は配管が完了した時点でポンプを試運転し漏水がないことを確認するそうです。
しかし、ポンプ自体まだ手に入れていません・・・
この状態で雨が降ると、井戸側面の貫通部への影響が心配です。
ということで、漏水の確認を行わないままに埋め戻します。
(塩ビ管の配管はほんの少しだけ経験済みなので大丈夫でしょう!?)

井戸側面の貫通部分は粘土を使ってしっかり充填しておきます。

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この粘土は昨年の主屋の工事で発生した壁土です。
百年以上前のものでも、このように再利用できるのは自然由来のものだからでしょう。

給水栓付近などを残して埋め戻し完了。

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倉庫内は立ち上げのところまで配管しました。

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手前側が吸い込み側。
奥側が吐出側になります。
あるメーカーのポンプの仕様をもとに管の位置や高さを設定していますが、ポンプの選定はこれからです・・・

<続きます>