月別アーカイブ: 2016年8月

井戸の再生(7)ポンプ設置

前回、古い流し台を再生しました。

一方の配管の続きですが、ようやくポンプを入手しました。
荏原製作所の20HPE0.15Sという機種です。
インバータポンプで、静かで電気使用量も少ないそうです。

HPE

同じメーカーの砂取器(井戸とポンプとの間に設置)も購入しました。
井戸の状態によっては必要ないかもしれませんが、長年使用していない井戸でもあるため、念のため取り付けます

同様に必ずしも必要ではありませんが、管理のためにポンプ吐出側にバルブ(ボール弁)を設置します。
近所のホームセンターで最も安価(1,000円程度)なボール弁(黄銅製、テーパ雄ネジ×テーパ雌ネジ)を入手しました。
これをポンプの相フランジ(テーパ雌ネジ)に直接取り付けるつもりでした。
しかし、ポンプの取説に「ポンプの相フランジはステンレス製のため、黄銅などの異種金属製のものを接続してはいけない」とあります。
電気作用で腐食するそうです・・・

そこでポンプとバルブとの間に塩ビ管を挟むことにします。
部品が足りているか並べて確認します。

IMG_3726

○左が井戸側、右がポンプ側
○上が吸い込み側(井戸からポンプ)、下が吐出側(ポンプから給水栓)
○写真真ん中の大きな部品が砂取器

赤文字はネジの種類です。
給水管のネジにはいくつかの種類があって、素人には頭が痛いです・・・
R(テーパ雄ネジ)とRc(テーパ雌ネジ)の接続は特に問題なく施工できそうです。
問題は、バルブの雄ネジ(R)に接続する塩ビ管のソケット(いわゆる給水栓ソケット)がRp(テーパ雄ネジ規格の平行雌ネジ)であることです。
塩ビ管メーカーのカタログをみると、締め付けトルクとか、いろいろ難しいことが書かれています。
埋設部分ではないので、施工が悪く漏水すればやり直せばよいか・・・。

ポンプの設置台を作ります。

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コンクリートブロックの上にゴムシート(軽トラ荷台用シートのお古を流用)を重ねました。

RとRpのネジ接続に自信がありませんが、とりあえず配管完了。

IMG_3728

電源コードを接続し、カーバーを被せて完成!
試運転といきたいところですが、まだ井戸内部の配管が終わっていません・・・

IMG_3738

<続きます>

井戸の再生(6)流し台再生

前回、立水栓を設置しました。

流し台は、他のところで使われているものを流用します。
こちらがその流し台です。

IMG_3706

ずいぶん老朽・劣化しています・・・
祖母が購入したものです。
祖母が亡くなってから30年が経ちますので、少なくとも30年以上の骨董ものです。

特に脚が酷く、自立しません(写真ではかろうじて立っていますが)。
でも脚さえ直すことができれば、まだ使えそうな気もします。
ということで、流し台も再生することにします。

まずは、サビの酷いシンク(トタン製)。

IMG_3710

ディスクグラインダーに取り付けたワイヤーブラシでサビを落としました。
続いてシルバーの油性塗料で塗装します。

IMG_3711

光の反射具合のためか、写真で見ると新品同様です!

脚の鉄パイプはさすがにサビ落としだけでは無理です。
脚の下部を切り取り、新しいものを継ぎ足そうと思います。
鉄パイプの直径は9mm。
ちょうどストックしてあるビニールハウスのパイプ(廃材)と同径なので、それが使えそうです。

問題は鉄パイプをどのように継ぎ足すか???
以前ビニールハウスを解体するときに、鉄パイプのなかに径の小さいパイプを入れて継いであることを思い出しました。
農業資材店で探したところ同じものが見つかりました。(下写真で中央の金具です。)

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このように継ぎ足すことができます。

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全ネジ棒(M6)で4本の脚を連結して組み立てます。

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脚を塗装し、排水ホースも交換し完成!

IMG_3719

蛇口と流し台の高さ関係も良い感じです。

シルバーの塗料や全ネジ棒などの購入に要した費用は約1,500円です。
安く済みましたが、手間はかかりますね。

<続きます>