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門松の作製(2)竹の加工

前回、門松用の竹を山から伐り出してきました。

門松の竹は大中小の3本で構成されます。
それぞれの大きさは下図のとおりとします。

・大: 径φ90mm、長さ1,200mm
・中: 径φ80mm、長さ880mm
・小: 径φ60mm、長さ650mm
(長さは、鉢のなかの根入れ220mmを含む。)

この大きさは特に決まったものではなく、過去の作製を踏まえて独自に決めたものです。

上部の斜め切りは節を挟むようにすると断面が笑顔のようにみえます。
斜め切りの角度は20°程度にすると良い感じになるように思います。

昨年までは竹用の手鋸で切っていましたが、20°を保ち、しかも節部分に合わせるのは意外と難しいものです。
そこで、今年は電動工具(テーブルソーやバンドソー)を使って切断することにします。

電動工具を使うには、円筒状の竹を保持し20°で斜め切りする治具が必要となります。

治具を合板などの端材を利用して作ります。

治具を作った甲斐があり、20°かつ節を挟んで切断することができました。

竹が笑っているかのようでホッコリします(^_^)

<続きます>

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