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果樹園の再生(24)ビワの接ぎ木と台木の栽培

前回、畑(遊休農地)にビワの接木苗(自家製)を植え付けました。
これと入れ替える形で、畑に植えてあったビワの実生苗(下写真で右側の2本)を掘り上げて自宅に持ち帰ってきました。

持ち帰ってきたのは接ぎ木の台木にするためです。
上写真で左側の3本も台木にするつもりで、ちょうど1年前の今時分、自宅裏の里山に自生していたものを竹ポットに移植したものです。
竹ポットでも元気よく育っていますが、わざわざ狭い竹ポットに移植するのではなく畑でのびのび育てたほうが良い感じです。
全くの想像ですが、果樹苗の栽培農家は、畑で台木を育て(実生2〜3年)、接ぎ木を行う際に掘り上げて根切り・接ぎ木を行いポットに移植しているのではないかと思います(台木の栽培途中で根回し)。

台木として畑から持ち帰った2本と、竹ポットのうち大きく育っている2本を用いて接ぎ木を行うことにします。
一方の接ぎ穂は、自宅にあるビワ(品種は不明)の枝を用います。

これを3芽程度がつくように切り分けて接ぎ穂にします。

台木を適当な位置でカット。
継ぎ穂と台木の形成層をそれぞれ出し、両者が重なるようにしてテープで縛ります。

自己流のところが多々ありますが、昨年行ったものがうまくいったことから問題ないようです。
さすがに個人で果樹の接ぎ木をやろうなんて人は少なく、ネットにも情報が少ないようで、最近になって「ビワの接ぎ木」をキーワードにしてアクセスしていただく方が増えています。
今回、作業途中の写真を撮らなかったのですが(iPhoneのカメラで小さいものにピントを合わしにくい・・・)、こんなことなら撮っておけば良かったです(来シーズンも行うつもりです)。

そして、4本とも完了。

上写真で接ぎ穂の上までテープを巻いてありますが、これらは後に取り除きました。
実は、ネットで接ぎ穂のうえまでテープを巻いてある画像を見て、こうすれば乾燥を防げそうだ(ビニール袋を被せたりする必要がない)と感心して真似したのです。
しかし、私が使用している一般的な接ぎ木テープだと、新芽がテープを破れないため不可なのです(ネットの画像にあったものは「メデール」と言う商品名の接ぎ木テープを使用しているようです)。

来シーズンの接ぎ木のため、自宅裏の里山に自生しているものを畑に移植して台木用として育てることにします(今回から竹ポットは使用しない)。
これまでは夏場に刈払機で刈ってしまうのですが、昨年からなるべく残すようにしているため下写真のように大きくなっているものもあります。

これなら、わざわざ畑に移植する必要がないようですが、山だと雑草と一緒に刈ってしまう可能性がありますし、他の根が錯綜していて掘り上げるのも大変です。

なんとか掘り上げて水揚げ。

接ぎ木ができるぐらい大きくなっているものは、先と同様に接ぎ木(5本)。

小さいものは畑に移植し、台木用として来年まで育てます。

ちなみに今回移植した苗木の間にはジャガイモが植わっています。
畑では野菜だけではなく、いよいよ苗木まで栽培することに!

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