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井戸の再生(41)散水栓とホースリール

先般、井戸の配管を延伸したことにより、手水鉢(3年前に外便所跡地に整備)でも井戸水を使えるようになりました。

この手水鉢へは地面に設けた散水栓にホースを繋いで水を送っています(ホースは竹の筧の中に通してあります)。

せっかく散水栓があるのに、手水鉢への給水に使うだけでは勿体ないように感じます。
散水栓にホースリールを繋げば、芝庭の水やりやガーデンニングにも井戸水を使えるようになります。
自動車の洗車も、これまではガソリンスタンドで洗車機にかけていましたが、散水栓とホースリールにより自宅でも洗車しやすくなりそうです。

と言うことで、倉庫内で埃まみれになっていたホースリールを引っ張り出してきました。

屋内保管のためホース自体に問題はなさそうですが、ノズルのほうが劣化しているのか通水するとノズルの根元付近から漏水します。
ノズルだけでも市販されていますので(500円程度)、新しいもの(上写真で黄緑色のほう)を購入して付け替えました。

反対の蛇口側については、蛇口に繋ぐためのコネクタがホースリールに付属しており、それを下写真のように散水栓に取り付けられます。

離脱防止用のネジもありますが、水圧がかかったり引っ張ったりすれば外れてしまいそうな感じです。

ところで、散水栓はどのメーカーのものでも先端にホースを直接繋ぐためのカップリング(継手、下写真で左側)が付いています。

このカップリングは散水栓本体と管(クダ)用ネジで接合されており、取り外すことができます。
そこで、このネジの仕様を調べてみると、1/2in.サイズの平行ネジ(G)です。
と言うことは、このカップリングの代わりに、同じネジ(G1/2)を有する蛇口ニップルを直接、取り付けられることになります。

そこで、蛇口ニップル(上写真で右側、ホームセンターで100円程度)も購入し、散水栓本体に直接取り付けることにします。

散水栓と蛇口ニップルとは管用ネジで接合されていますので、これなら水圧や外圧がかかっても外れることはありませんし、見た目もスッキリしました。

この蛇口ニップルがあることで、ホース側のコネクタとワンタッチで繋げられるようになります。

手水鉢用のホースにもコネクタ(ホームセンターで100円程度)を購入して取り付けておきました。
こうしておけば、手水鉢とホースリールとの切り替えが容易に行え、さらに井戸水を活用できそうです。

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