サイトアイコン 鈴鹿で里山&古民家再生

竹ボイラーの導入(10)掘削と架橋ポリエチレン管

前回、パイプを地中埋設する箇所の土間コンをハツって撤去しました。

土間コンを撤去できましたので、パイプを敷設する深さまで地面を掘ることにします。
パイプは下図(断面図)のとおり敷設しますので、底が土間コンの天端より250mm下になるようにします。


(左:4条並列区間、右:ボイラー付近の2条並列×2区間)

4条並列区間は屋外で土が適度に湿っているため容易に掘れます。

続いてボイラー付近の2条並列区間ですが、こちらは屋内で土(粘性土)が乾いてカチカチのため大苦戦。

倉庫の基礎コンクリートの下は、横から鉄の棒で突きながらトンネル状に掘りました。

これでパイプを敷設できる状態になりました。
ここで、敷設するパイプの種類(管種)について簡単に触れておきたいと思います。
パイプには多種多様のものがありますが、DIYで馴染みが深いのは何と言っても塩ビ管です。
昨年、井戸ポンプを設置した際も塩ビ管(VP20A)を用いましたし、この井戸配管から先般、ボイラー向けの給水管として取り出したのも塩ビ管です。
塩ビ管は安価で施工も容易なため、今回も塩ビ管を使いたいところです。
しかし、塩ビ管は耐熱性で劣るため、ボイラーの配管としては使うには問題があるのです。
給湯に使うだけであれば(ミキシングバルブで温度の上限設定)、塩ビ管でも耐熱性のあるもの(HT管)を使えるのですが、今回は暖房用に温水を循環させることからHT管でも不十分です。


注:素人の私がまとめたもので、思い込みや誤りがある可能性「大」です。

耐熱性では塩ビ管などの樹脂製のものよりも金属管が優位になります。
実際、給湯用の配管に銅管を使うことは珍しくありません。
しかし、銅管は比較的高価であるだけでなく、今回のように地中埋設する場合には防食の検討を要することからハードルが高いです(ボイラー周りは銅管を使用します)。

そこで、耐熱性に優れ、かつ比較的安価なものとして浮上するのが架橋ポリエチレン管です。
架橋ポリエチレン管は現在、宅内配管で主流になっていることもあり、入手も容易です。
また、架橋ポリエチレン管は床暖房の熱交換器として使用されることもあり、耐熱性が期待できます。
このため、架橋ポリエチレン管を採用することにしますが、問題はDIYでの施工事例がネット上に皆無なこと。
訳のわからぬまま協会の設計(施工)要領を片手に作成したのが下図です。

設計のポイントは、架橋ポリエチレン管は可撓性を有する(ある程度曲がる)ため、基本的にエルボ(曲管)を使わず配管します(結果、途中に継手を設けないため、施工ミスによる漏水の防止に繋がります)。
このため、上図の配管ルートで方向を変えるところは円弧状の曲がりとしています(設計要領に基づき曲げ半径R=450mm)。

また、地中埋設箇所から立ち上げて土台を伏せ越しする箇所についても、下図のとおり緩やかな曲げ配管になるようにしています。

従って、今回の場合は架橋ポリエチレン管4本を敷設するだけで済み、それぞれの起終点に既設管やバルブを接続できるようにネジ式のアダプターを取り付けることになります。

<続きます>

モバイルバージョンを終了